キックボクシング
レポート

【RISE】大崎一貴が一航の蹴りに苦戦も勝利もぎ取る、“門番”風音がHIROYUKIをダウンさせて撃退、良星がカーフキックでダウンを奪って再起戦に勝利

2021/02/23 19:02

▼第4試合ライト級(-63kg) 3分3R
△山畑雄摩(心将塾/DEEP☆KICK-63kg王者、NJKFライト級1位)
ドロー 判定1-1 ※30-29、29-29、29-30
△大石健作(TEAM TEPPEN/DEEP☆KICK-63kg4位)


 山畑は昨年9月のDEEP☆KICK王座戴冠時にRISE参戦を目標に掲げており、念願の初参戦が叶った。2020年11月の『RIZIN.25』では大雅と対戦し、判定3-0で敗れている。


 その山畑に対する大石は日本拳法がベースで、プロキックボクサーの他に株トレーダーの顔も持つ28歳。3連続KO勝利で勢いに乗るも、2020年12月にNKB王者の高橋聖人に判定負けを喫し連勝がストップしている。両者は昨年12月にSNSで舌戦を繰り広げており、リング上での激しい戦いにも期待したいところだ。


 1R、サウスポー同士。山畑は左右ローキックで大石の前足を狙い撃ち。大石は前後のステップから飛び込んでパンチのコンビネーションやハイキックを繰り出す。的確に捉えたのは大畑のローキックか。


 2Rも山畑は大石のパンチをほとんどブロックしてローを的確に当てていく。ならばと大石は左ミドル。中盤を過ぎると大畑もブロックを緩めてパンチの打ち合い、蹴り合いに出る。大石は待っていましたとばかりにジャンプしての蹴りを放つ。


 3R、大石がカーフキックを蹴ると山畑は転倒。そこから大石はカーフを狙い撃ち。大石はパンチで倒したいのかパンチ中心の攻撃を繰り出すが、再び山畑がブロックを固めてローを蹴り始める。そのまま勝敗は判定にもつれ込み、三者三様のドローとなった。DEEP☆KICKのタイトルマッチにて再戦という流れとなるのか。

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