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【ONE】元K-1王者グレゴリアンがダウン奪われるも逆転KO勝ち、ゲイリー・トノンが松嶋に判定勝ち、サワーが判定勝ち、マスンヤネが鮮烈KO勝ち

2020/12/04 21:12

【中止】▼第3試合 ヘビー級 5分3R
アミール・アリアックバリ(イラン)
イスラム・アバソフ(ロシア)

※アリアックバリが、試合前の検査で陽性反応が出たものの、血清学的検査では過去の感染症によるものであることが判明し、予防措置を取るため今大会を欠場。 シンガポール入国前に受診した新型コロナウィルス検査の結果は陰性だった。

 ヘビー級で大物レスラー対決が実現。元RIZINファイターのアミール・アリアックバリ(イラン)が、イスラム・アバソフ(ロシア)と対戦する。

 現在の32歳のアリアックバリは、2010年のレスリング世界選手権モスクワ大会・グレコローマン96kg級優勝者。現在32歳でMMA10勝1敗のアリアックバリの唯一の黒星は、2016年の大晦日の「RIZIN無差別級トーナメント決勝」でミルコ・クロコップに1R KO負けした試合。以降、ACB・ACAを経て、ONEデビュー戦に臨む。

 対するアバソフもレスリングがバックボーン。RIZINライト級GP王者のトフィック・ムサエフと同じアゼルバイジャン出身で、2019年のレスリング欧州選手権では、グレコローマン87kg級で準優勝となるなど高い身体能力を誇る。MMAでも6勝無敗で、これまでロシアやキルギスの大会で、厚い上半身を活かしたハンマーパンチを武器に、全試合をKO・TKOに下しているフィニッシャーだ。

【中止】ONEキックボクシング・ライトヘビー級選手権試合 3分5R
ローマン・クリークリャ (ウクライナ/王者)
ムラト・アイグン(トルコ/オランダ/挑戦者)

※クリークリャが新型コロナウイルス感染対策の安全措置のため欠場。クリークリャ本人の検査結果は陰性だったが、11月27日に検査で陽性となった人物と接触していたため、現在は隔離されている。 

 クリークリャは6歳から空手を学び、ボクシング、キックボクシング、ムエタイを経験。ヨーロッパとアジアで戦歴を積み、2016年10月にセルビアで開催された『K-1 WORLD GP 2016 -95kgトーナメント』でヒザ蹴りによる全試合KO優勝。2019年には『クンルンファイト』のヘビー級8人トーナメントでも優勝している。同年11月の北京大会でONEデビュー、タリック・ケバベス(モロッコ)を2RでKOし、新設のONEライトヘビー級キックボクシング世界王者となった。

 アイグンはピーター・アーツの下でトレーニングを積み、チームアーツのメンバーとして2014年7月の『RISE 100』に来日。羅王丸に1RでKO勝ちしている。同年12月の『BLADE』で再来日してノブ ハヤシを2RでKO、2016年9月には『HEAT 38』に3度目の来日をしてプリンス・アリにも3RでTKO勝ちしている。2017年4月にエロール・ジマーマンを判定で破り初代WFLヘビー級王座に就くと、2018年9月にはWFLヘビー級トーナメントでも優勝している。ONEには今回が初参戦。

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