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レポート

【修斗】初参戦の大塚隆史が安藤達也にTKO勝ち、平良達郎は清水清隆の攻略に成功、石橋佳大が復活勝利

2020/11/23 17:11

▼女子51kg契約 5分3R
×杉本 恵(世界スーパーアトム級3位/AACC)
[1R 2分46秒 腕十字]

○SARAMI(パンクラスイズム横浜)

 8月大会で、初代スーパーアトム級王者(黒部三奈)が誕生した修斗女子戦線に、SARAMI(パンクラスイズム横浜)が参戦する。

 現DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智に3度勝利しているSARAMIだが、2018年3月の同級王座戦で当時の王者・黒部三奈に判定負けで戴冠ならず。続くDEEPケージでのアリーシャ・ガルシア戦で2R KO負けで連敗を喫したが、2018年12月に齋藤裕子に判定勝ちし、2019年6月から「ONE Warrior Series」に参戦。

 初戦でミシェリ・フェヘイラに一本勝ちを収めるも、2019年6月のOWS日本大会ではキム・ソユルに判定負けで、再起の舞台が修斗となった(※ソユルはMMAで4勝1敗。唯一の黒星が平田樹がTKO勝ちしているナイリン・クローリー戦での判定負け)。

 そのSARAMIを迎え撃つのが、インフィニティリーグ覇者の杉本恵(AACC)だ。2019年に行われたインフィニティリーグをぶっちぎりで優勝し、2020年8月には黒部三奈(マスタージャパン)と初代女王の座を争い判定で惜敗。しかし、打撃でも打ち合える新たな一面を見せている。

 杉本は敗北からの復帰戦でどのような試合を見せるか。女王・黒部を頂点とする同級では、両者に加え、9月大会で永尾音波を判定で下した中村未来も控えており、SARAMIの参戦でさらに戦線が加熱していくだろう。

 1R、サウスポー構えの杉本、オーソドックスのSARAMI。左ジャブ&インローを突く杉本。SARAMIも観gいを振り、左を返す。さらに右を当てて前に。左で差すが、杉本は小手に巻く。頭をアゴ下につけるSARAMIはタイクリンチ。

 右から左を当てながらテイクダウンを奪うSARAMIはバックテイクから両足をかけて、バックマウント。杉本の身体を伸ばしてパウンドし、腕十字で一本を奪った。

 技量差を感じさせる勝ち方を見せたSARAMIは、「会場が初めての雰囲気でちょっと緊張したんですけど、いい勝ち方が出来て良かったです。このまま修斗に出て、黒部さんのベルトを狙うのかな、という感じですけど、また修斗に出て戦います。よろしくお願いします」と語った。

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