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レポート

【RIZIN】斎藤裕が朝倉未来に判定勝ちでフェザー級王者に。扇久保が瀧澤に完勝。住村、竿本が競り勝ち。萩原が鮮烈KO勝利

2020/11/21 14:11

▼第7試合 フライ級(57kg)5分3R ※ヒジあり
○竿本樹生(BRAVE GYM)
[判定3-0]

×北方大地(パンクラス大阪稲垣組)


 ZSTフライ級王者の竿本は、宮田和幸が主宰するBRAVE GYM所属。2018年5月に加マーク納に判定勝ちを収め、第4代ZSTフライ級王者に戴冠。同年10月に前王者の伊藤盛一郎を2R判定で撃破すると、19年5月には佐々木亮太を下す。同年12月にDEEPに初参戦し、ハシャーンフヒトから判定勝利を上げた。20年1月には清水俊裕にも判定勝利し、10連勝をマーク。20年8月のRIZIN.23でRIZINデビューし、中村優作を左オーバーハンドで沈め、鮮烈なRIZIN初勝利を飾った。


 PANCRASEストロー級王者の北方は、2019年7月に砂辺光久との再戦で、5R TKO勝利を収めチャンピオンに輝く。19年10月のONE Championshipで修斗とPANCRASE王者同士による全面対抗戦に出場し、修斗チャンピオンの猿田洋祐に2R KO負けを喫し連勝ストップ。今回が再起戦にしてRIZINデビュー戦となる。金太郎と同門のパンクラス大阪稲垣組所属。今回はフライ級戦に挑む。


 1R、サウスポー構えの竿本、オーソドックス構えの北方。先に左ミドルは竿本。さらに左ミドルも北方は蹴り足を取りに行く。詰める北方に回る竿本。

 サウスポー構えから右ハイもブロックする北方。跳びヒザで前に出る竿本。防ぐ北方もヒザで入り前に。右ミドルに蹴り足を掴む竿本。足を抜く北方。詰めるとそこにシングルレッグ&足払いは竿本! しかし北方も右手を掴んで立ち上がり。すぐに再び倒しに行く竿本をがぶり、ヒザを頭部に突く北方! 放してその立ち際をサッカーキック狙い。


 立ち上がる竿本の左ミドルを掴んで倒し、そのまま上に。スクランブルする竿本を潰しに行く。


 2R、詰める北方は右ハイ。頭を下げて左を振る竿本に右を狙う北方。左フックで飛び込む北方。右を振りシングルレッグ、それを切る北方に跳びヒザから組み付き、シングルレッグテイクダウンは竿本! サイドを奪う竿本! ブリッジして立とうとする北方に際のヒザ蹴りを狙う竿本。しかしシングルレッグは潰される。


 ブレーク。スタンド再開。右ミドルを当てる北方。竿本の左はかわす。出入りの竿本。北方はまたも右ミドルをヒット! 徐々に互いに見合う展開に。左ボディストレートは竿本。北方も右ミドルをすぐに返す。右のジャブを下から突く竿本。北方も返しは入れる。


 3R、ノーモーションの左ストレートで入る竿本。蹴り返す北方に竿本はバランスを崩す。そこにがぶる北方にシングルレッグは竿本。北方はギロチンを2度狙うが、竿本は足を越えて極めさせず立ち上がる。


 スタンド再開。右ハイで前に出る北方。一気に詰めると首相撲からヒザ蹴りは竿本。その際からダブルレッグに入るが、頭を押す北方。しかし頭を脇から出した竿本はダブルレッグで尻餅を着かせる。再びギロチンを狙う北方だが、竿本はサイドに。ブレーク。


 一気に詰める北方は左右を振るが、ここも竿本は決定打を当てさせず。北方は右目下をカットし腫らす。

 判定は3-0でテイクダウンを奪うなど、ダイナモのスタミナで攻め続けた竿本が勝利。MMA12連勝を決めた。

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