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レポート

【UFC】41歳テイシェイラが5連勝で王座戦アピール! ジョージアのチカゼがUFC5連勝、ロマノフ前腕チョークも

2020/11/08 16:11

▼ヘビー級マッチ 5分3R
○アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)244.5lbs/110.90kg
[判定3-0] ※29-28×3

×タナー・ボーザー(カナダ)232.5lbs/105.46kg

 MMA30勝19敗のオルロフスキーは、2020年5月の前戦で元PFL王者フィリップ・リンスのUFCデビュー戦の相手を務め、判定勝ち。対する19勝7敗1分けのボーザーは、そのリンに2020年6月に1R KO勝ちを収めている。

 1R、ともにオーソドックス構え。慎重な展開。左右ローを蹴るボーザー。オルロフスキーはサイドキック、左ハイ、右フックも深追いはせず。ボーザーはローで足数を稼ぐ。

 2R、オルロフスキーの左関節蹴りに右ローを合わせるボーザー。オルロフスキーは左のかけ蹴りも。サウスポー構えにスイッチするボーザーは左ストレート! オルロフスキーは左インロー。中央を取るオルロフスキーにボーザーは左ストレート。オルロフスキーは右のバックフィスト、そこにボーザーは右をかぶせる。2Rも慎重な展開。

 両者インターバルは立ったまま。3R、右ローはボーザー。さらに左インローおとオルロフスキーの前足に攻撃を定める。さらに右バックフィストもブロックするオルロフスキーは、ボーザーの左ローに右ストレートを合わせる! ボーザーの右の入りに右をカウンターで打つオルロフスキー。スイッチを繰り返すボーザー。右ストレート、左インローも。オルロフスキーもワンツーから右をヒットさせるが深追いせず。オルロフスキーは左ハイもボーザーはブロックして右ボディストレート。

 顔面への攻撃はオルロフスキー、ローキックの数はボーザーに。判定は3-0(29-28×3)で的確な打撃を当てたオルロフスキーが勝利した。

◆オルロフスキー「戦うのが好きで必死のトレーニングも大好物さ」

「いい感じだったかな。トレーニングキャンプ中に計画した通りにいけたと思う。コーチが彼のことを研究してくれて、かなり動くことは分かっていたし、攻撃を狙ってくることも分かっていた。ハードなローキックを武器に、オーバーハンドライトもある。ボーザーを見て、21歳だった頃の自分を思い出したよ。彼は若くてパワフルだし、強くてハングリーだ。彼の活躍を願っている。確かに、明日にでもタイトルをかけて戦いたいけど、他のヘビー級ファイターも順番を待っている。デイナ・ホワイトとマッチメーカー次第だ。俺は自分のやっていることが大好きだ。戦うのも大好き。必死のトレーニングも大好物さ。最高のチームだ」

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