▼ヘビー級マッチ 5分3R
○アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)244.5lbs/110.90kg
[判定3-0] ※29-28×3
×タナー・ボーザー(カナダ)232.5lbs/105.46kg
MMA30勝19敗のオルロフスキーは、2020年5月の前戦で元PFL王者フィリップ・リンスのUFCデビュー戦の相手を務め、判定勝ち。対する19勝7敗1分けのボーザーは、そのリンに2020年6月に1R KO勝ちを収めている。
1R、ともにオーソドックス構え。慎重な展開。左右ローを蹴るボーザー。オルロフスキーはサイドキック、左ハイ、右フックも深追いはせず。ボーザーはローで足数を稼ぐ。
2R、オルロフスキーの左関節蹴りに右ローを合わせるボーザー。オルロフスキーは左のかけ蹴りも。サウスポー構えにスイッチするボーザーは左ストレート! オルロフスキーは左インロー。中央を取るオルロフスキーにボーザーは左ストレート。オルロフスキーは右のバックフィスト、そこにボーザーは右をかぶせる。2Rも慎重な展開。
両者インターバルは立ったまま。3R、右ローはボーザー。さらに左インローおとオルロフスキーの前足に攻撃を定める。さらに右バックフィストもブロックするオルロフスキーは、ボーザーの左ローに右ストレートを合わせる! ボーザーの右の入りに右をカウンターで打つオルロフスキー。スイッチを繰り返すボーザー。右ストレート、左インローも。オルロフスキーもワンツーから右をヒットさせるが深追いせず。オルロフスキーは左ハイもボーザーはブロックして右ボディストレート。
顔面への攻撃はオルロフスキー、ローキックの数はボーザーに。判定は3-0(29-28×3)で的確な打撃を当てたオルロフスキーが勝利した。
Still has it! 🙌
— UFC (@ufc) November 8, 2020
🇧🇾 @AndreiArlovski grabs the UD win at #UFCVegas13. pic.twitter.com/ROdkQAHEOn
◆オルロフスキー「戦うのが好きで必死のトレーニングも大好物さ」
「いい感じだったかな。トレーニングキャンプ中に計画した通りにいけたと思う。コーチが彼のことを研究してくれて、かなり動くことは分かっていたし、攻撃を狙ってくることも分かっていた。ハードなローキックを武器に、オーバーハンドライトもある。ボーザーを見て、21歳だった頃の自分を思い出したよ。彼は若くてパワフルだし、強くてハングリーだ。彼の活躍を願っている。確かに、明日にでもタイトルをかけて戦いたいけど、他のヘビー級ファイターも順番を待っている。デイナ・ホワイトとマッチメーカー次第だ。俺は自分のやっていることが大好きだ。戦うのも大好き。必死のトレーニングも大好物さ。最高のチームだ」
"I love what I do. I love fighting. I love training hard."@AndreiArlovski is still keen on challenging for the heavyweight title again and continues to show he has plenty left in the tank. #UFCVegas13 pic.twitter.com/YBu01jttYp
— UFC News (@UFCNews) November 8, 2020