▼DEEPバンタム級 5分2R
〇原 虎徹(CAVE)61.5kg
[判定3-0] ※19-19マスト原、20-18×2
×日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)61.15kg
CAVEの原は、4歳から極真空手を習い、キックボクシング、柔術、ボクシング、レスリングも始めた。第2回U-15ボクシング全国大会、第1回ジュニア修斗-44kg(2011年9月)、全日本新空手道選手権大会に数々のキックボクシングや柔術の大会で優勝。一時はバイクレースに励んでいたが、2018年に格闘技に復帰。2019年の「DEEPフューチャーキングトーナメント2019」バンタム級で優勝を果たし、満を持して本戦デビューとなる。
対する日比野は2019年7月のアマチュア修斗北海道選手権フェザー級で優勝し、9月の全日本選手権では3位入賞ならずもプロライセンス取得推薦枠を獲得していた。「GRACHAN CHALLENGE」も経て、2019年11月の「Fighting NEXUS vol.18」では鈴木万友に1R 腕十字で一本勝ちでプロデビューを飾っている。
現役中学生が1人もいない「永遠に中学生」を掲げたアイドルグループ「私立恵比寿中学」をこよなく愛しており、日比野のリングネームの“エビ中”は同グループが所属するスターダストプロモーションから使用許可を得たといい、“自称エビ中ファイター”から“公認エビ中ファイター”へと昇格している。
1R、サウスポー構えの原のセコンドは石渡伸太郎。オーソドックス構えの日比野は低いダブルレッグ入るが切る原。今度は原が右で差して組むがブレーク。ワンツーの左が長い原。しかし詰める日比野がダブルレッグテイクダウン。尻まで着かせて原の立ち上がり際にスタンドバックに。原はアームロック狙い。後ろからヒザを突く日比野は再びダブルレッグ。原に尻まで着かせる。
2R、細かいステップは日比野。原は左ミドル。遠間からダブルレッグでドライブする日比野だが切る原。日比野も左ジャブ、右ローを前足に当てる。中央に向かって低いダブルレッグは日比野。しかし、ヒザ着きとなり切る原はがぶりからバックへ。背中に跳び乗った原はリアネイキドチョーク狙い。
腕を掴んで原を落とした日比野はシングルレッグへ。それを切りながらバックを狙う原だが、ここも落としてシングルレッグで詰める日比野が離れて右フックをヒットさせてゴング。判定は3-0(19-19マスト判定原、20-18×2)で原が勝利した。