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【Bellator】加速するBellator──デイヴィスがリョートに僅差の連勝。ジンガーノが初陣飾る。レスリングエリート・ルースをジョンソンがヒール葬! パリ大会開催&CBSスポーツ移籍も

2020/09/12 06:09

▼女子フェザー級→150ポンド契約 5分3R
○キャット・ジンガーノ(米国)
[判定3-0] ※30-26×2, 29-27
×ギャビ―・ホロウェイ(米国)

 ホロウェイが5ポンド体重超過したため、女子フェザー級戦から150ポンド契約試合に。

 ジンガーノの前戦は2018年12月の「UFC232」でミーガン・アンダーソンの左ハイキックが左目に入り、TKO負け。1年10カ月振りの試合にして、Bellator初陣に向かう。ホロウェイはMMA6勝5敗。Bellator1勝2敗で、3年ぶり復帰戦となる。

 1R、ともにサウスポー構え。右ジャブを突くホロウェイの右前足に強烈な左ローはジンガーノ。バランスを崩すホロウェイ。ジンガーノは組んで左で差して四つから大外刈でテイクダウンを奪う。ホロウェイのサイドを奪い、キムラロックを狙うが、スクランブから立つホロウェイ。

 今度は前蹴りから組むジンガーノは左を深く差して肩パンチ。しかしホロウェイも右で差して体を入れ替えると、すぐに体を入れ替えるジンガーノがボディロックテイクダウン! 再びサイドを奪い、脇腹にヒジ。腕を持ち上四方に回るがゴング。

 2R、ともにサウスポー構え。みたびボディロックテイクダウンはジンガーノ。今度はインサイドガードに入れたホロウェイ。背中を着かせるジンガーノは細かいパウンド。脇差しパスガードからマウントを奪うと、足を戻してきたホロウェイをすぐに担ぎパス。亀になったホロウェイの足首を掴み、ヒザ蹴りを叩き込む。

 3R、すぐに組んで右で首に巻き、首投げ気味に崩したジンガーノ。最終ラウンドなだけに打開したいホロウェイは金網際で立ち上がり、ジンガーノの首を巻き払い腰で投げてマウントへ! 

下のジンガーノは腹に顔をつけて抱き着くが、そこにホロウェイはヒジを狙う。この試合唯一にして最大のチャンスを迎えたホロウェイ。ハイマウントでパウンドを打ち込むと、下に潜ったジンガーノがブリッジでリバーサル! すぐに背後から手首をコントロールし、サイドに付く。亀になるホロウェイのバックに回り両足を差し込み、バックマウントからパウンドを打ち。ゴング。

 ジンガーノが最終ラウンドにまさかの反撃を許したものの、リバーサルから上を取って終了。大差判定でBellator初戦をクリア。クリス・サイボーグの王座挑戦にたどりつけるか(※10月15日『Bellator 249』コネチカット州アンカスビル大会で、クリス・サイボーグ vs. アーリーン・ブレンカウの女子フェザー級タイトルマッチが決定済み)。

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