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【RIZIN】朝倉海が扇久保を1R TKO、バンタム級新王者に。元谷が一本勝ち。フェザー級で斎藤が摩嶋にTKO勝ち、青井が朴を下す。原口が大雅との再戦制す=RIZIN.23

2020/08/10 04:08

▼第6試合 61kg契約 3分3R キックルール
○原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)60.95kg/RISEライト級(63kg)王者
[1R 2分50秒 KO]
×大雅(TRY HARD GYM)60.90kg


 キックボクシングルールで、大雅(TRY HARD GYM)と原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)の再戦が決定。両者は2018年9月のRIZINで対戦しており、ドローに終わっているため決着戦となる。


 大雅2012年1月に16歳でプロデビューし、2016年にK-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメントで優勝。翌17年2月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座を奪取した。RIZINには2018年9月から参戦し、2019年7月に町田光には勝利したが5戦して1勝3敗1分とまだ本領発揮には至っていない。


 原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。チャンヒョン・リー、森井洋介からも勝利を収め、2020年1月大会で秀樹を降してRISE王座に就いた。前戦は7月にヴィトー・トファネリを一蹴。殺傷能力の高いパンチと蹴りを持つ。


 1R、RISEライト級チャンピオンベルトを掲げてから入場した原口。大雅のセコンドにはHIROYA。サウスポー構えの大雅。オーソドックス構えの原口は右ミドルから入る。


 前足に右ローは原口。さらに右ハイは大雅がかわす。圧力をかける原口にサウスポー構えの大雅は回る。前蹴りの原口に、跳びヒザは大雅。原口も跳びヒザを返すと、ロープに詰めて左フックを見せてから右でダウンを奪う!


 立ち上がった大雅に原口は詰めて左右ラッシュ。大雅がロープを背にガードを固めて右を振り返したところにカウンターの右は原口! 大雅がダウンし、原口がKO勝ち。


 チャンピオンベルトを肩にリング上で原口は、「正直、2年前といまのぼくは全然違うので、でも大雅選手に(元)K-1王者の貫禄にビビることはありました。ただ大雅選手とは戦ってきた相手が違うので、負けられなかったです。僕を倒せる人がいたらどの場所でもやるのでよろしくお願いします」と自信満々に語った。

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