▼セミメイン(第14試合)70.0kg契約 BLACK(ヒジ打ちなし)ルール 3分3R+延長1R
〇日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)
判定3-0 ※29-28×3
×ダニエル・マーシャル(オーストラリア/Muay U/WKBFオーストラリア王者)
8月のKNOCK OUTで元プロボクシングOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者ジョムトーン・チュワタナ(タイ)に敗れた日菜太だが、11月大会ではラーシーシン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)を撃破。
ジョムトーンとの再戦を目指す日菜太が今回対戦するマシーシャルはWKBFオーストラリア王者で、戦績は13勝(5KO)7敗。ムエタイスタイルでディフェンスが固く、フェイントを多用して左右ミドル&ローを蹴って来るタイプ。一発の怖さはないが上手いタイプのようだ。日菜太とのミドルの蹴り合いも辞さなそう。
1R、日菜太の左ミドルにマーシャルは右ミドル&ローで対抗。日菜太はワンツーでも攻めてマーシャルにロープを背負わせたまま。マーシャルの右ミドルを腕でブロックしながらもバランスを崩す日菜太。左ローを返し、左ボディストレートで反撃する。しかし、日菜太の奥足へのローキックで度重なるローブローがあり、日菜太にはレッドカード(減点)が提示された。
2R、日菜太は左ストレートから左ミドルで攻めるが、左ローを蹴るとまたもローブローでマーシャルは座り込む。再開後、スピードのある右ストレートと右ミドルで攻めるマーシャルに日菜太は軸足蹴りを連発。そして左インローを集中させる。
3R、左インローを連発する日菜太は、マーシャルが右ミドルを蹴ると軸足蹴りも。さらに左ストレートを放つ。しかしマーシャルもタフだ。足を真っ赤に染めながらも右を蹴り返して右ストレートも放つ。日菜太がコーナーへ詰めての左ストレートをヒットさせて試合終了。
減点がなければ完勝だった日菜太。しかし、スッキリしない結末にその表情に笑顔はなかった。