フライ級ストライカー対決! 剛のテミロフvs匠のカヴァナ
▼フライ級 5分3R
ロニー・カヴァナ(英国)10勝2敗(UFC 3勝2敗)6位
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)20勝3敗(UFC 3勝0敗)※UFC3連勝中、RIZIN2戦2勝 10位
フライ級で注目カードが決定した。
6位のカヴァナは、香港生まれの母親がロンドンで産み育て、武術散打、テコンドーをベースにキックボクシングでは、WKUでキッズ時代に5度の世界王者に輝いた。K-1ルールで欧州で活躍したストライカーだ。10勝中4つのKO・TKO、1つの一本勝ちをマーク。ブラッド・ピケットが設立したロンドンのグレートブリテン・トップチーム所属で、2013年にMMAデビューし、Cage Warriorsから、24年のコンテンダーシリーズ(DWCS)で勝利し、UFCと契約。
11月にホセ・オチョアとの無敗のUFCデビュー戦対決で判定勝ち。25年3月にフェリペ・ドス・サントスにも判定勝ちでUFC2連勝も、3戦目で強豪チャールズ・ジョンソンと対戦。序盤は打撃と組みで攻勢に立つも、2Rからジョンソンの圧力に疲弊し、TKO負け。
26年2月にアスー・アルマバエフの欠場で約3週間前代打でブランドン・モレノと対戦。カーフを効かせ、右でダウンを奪うなど初のUFC 5Rを戦い抜き、判定勝ち。ノーランカーから一気にランキング入りを果たした。
7月の前戦では4位のブランドン・ロイバルと対戦。初回はサウスポー構えのロイバルの右ジャブで取られたが、2Rに左の打ち終わりにオーソから右を当ててロイバルをグラつかせると右ミドルでダウンを奪いパウンドで追い込んだ。しかし、3Rに打ち合いで左を当てたカヴァナにロイバルがシングルレッグテイクダウン。立ち際にバックを奪われリアネイキドチョークにタップ。上位越えを果たせなかった。27歳。
対するウズベキスタンのラマザン・テミロフは、RIZIN2勝0敗、UFC3連勝中。弟のアジズベク・テミロフは兄に続き現在RIZIN参戦中で1勝1敗。METAランキング7位(メディアランキング10位)でMMA20勝中12のKO・TKO勝ち(1SUB)を誇る。
ラマザンは、23年にRIZINに参戦すると、浜本キャット、征矢貴に2連続1R KO勝ち。24年10月にUFCデビューし、CJ・ベルガラを1R TKOに下すと、25年3月の2戦目で、ランカーのチャールズ・ジョンソン相手に後半失速するも判定勝ち。25年7月アスー・アルマバエフ(カザフスタン)との中央アジア対決が組まれていたものの、薬物検査で陽性となり1年間の出場停止処分を受けた。
26年7月、アブダビ大会では1年4カ月ぶり復帰。24年にアレシャンドレ・パントージャが持つフライ級王座に挑戦した経験を持つスティーブ・エルセグと対戦し、1R、右の後ろ蹴りで崩して詰めると右オーバーハンドを効かせて左右を強振。最後は右のダブルでエルセグをマットに沈めると、試合後にロニー・カヴァナの名前を挙げていた。29歳。
一撃で試合を終わらせる左右の強打と回転系の蹴りを持つテミロフに対し、カヴァナはスピードとコンビネーションの打撃で、そこにK-1の蹴りがある。左右で打てる蹴りはテミロフのオーバーハンドをいかに止めるか。
そしてジョンソン相手にも組み技を挑んだカヴァナは、テイクダウンディフェンスの強いテミロフ相手に組みを見せるか。一方で、寝技に課題を残したカヴァナに対し、テミロフはどんな選択をするか。互いの間合いから注目のフライ級ランキング戦だ。












