RIZIN2連勝からUFC入りしたテミロフが、4連勝中のジョンソンに序盤のリード守り、判定勝ちでUFC2連勝
▼フライ級 5分3R
〇ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)19勝3敗(UFC2勝0敗)※RIZIN2勝
[判定3-0] ※29-28×3
×チャールズ・ジョンソン(米国)17勝7敗(UFC6勝5敗)
ファイターからの評価も高いジョンソンは、2024年2月に緊急参戦でカザフスタンの強豪アザト・マクスムに逆転判定勝ち後、ジェイク・ハドリー、ジョシュア・ヴァンにも右アッパーカットで勝利しアンダードッグの試合を覆してきた。2024年10月の前戦ではス・ムダルジとスタンドでもグラウンドでも止まらない凄まじいスクランブル戦を制している。
対するテミロフは、2023年にMMA15勝2敗でRIZINと契約。浜本“キャット”雄大、征矢貴を初回KOに下してUFC入りを決めた。 2024年10月の前戦ではCJ・ベルガラを右オーバーハンドからの左フックでダウンを奪い、最後は左ボディで仕留めている。
フライ級ランキング12位につけるチャールズ・ジョンソンを相手にフルラウンドを戦い、ユナニマス判定で勝利を手にしたラマザン・テミロフ💪
— UFC Japan (@ufc_jp) March 1, 2025
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1R、サウスポー構えのジョンソン。オーソのテミロフ。先に圧力をかけるのは長身のジョンソンに、右の飛び込みを届かせるテミロフ。ジョンソンの右ローにも左を強振していく。かわすジョンソンの左の蹴りを掴んで右を振ってジョンソンを崩すテミロフ。
シングルレッグから立つジョンソンを切るテミロフは、ジョンソンの前蹴りを掴んでは崩すち、自ら右のバックスピンキックも。
ジョンソンもジャンピングの前蹴り。かわすテミロフが圧力をかけて右から左ボディ。しのぐジョンソンは右ロー。これもつかんでこかすテミロフだが、グラウンドにはいかない。前蹴りを混ぜるジョンソンワンツースリー。下がってかわすテミロフはバックフィストを狙い、右から左、さらに左ボディ。かなり詰めてテミロフを動かさせるジョンソンは左を打ってケージに押し込み首相撲。切って後ろ蹴りのテミロフのラウンドだが、どこまでスタミナが持つか。
#UFCVegas103 Official Result: Ramazan Temirov (29-28, 29-28, 29-28) defeats Charles Johnson by Unanimous Decision
— UFC News (@UFCNews) March 1, 2025
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2R、連続1RKO勝ちは止まったテミロフ。先に圧力をかけるジョンソンはサウスポー構えで前に。左前手で飛び込むテミロフに、左を振って組んでシングルレッグから右足を股間に挟むジョンソンだが、突き放したテミロフは右オーバーハンドも空振り。
ヒザを見せ始めたジョンソンは前蹴りもそこに右から左のテミロフは若干手数が減るが、後ろ廻し蹴りも空振り。ジョンソンは右ミドルを当てるが掴んだテミロフはこかして、グラウンドの誘いには乗らず。
ジョンソンの詰めに声をあげて右を振るテミロフ。中央で圧力をかけるジョンソンにサークリングのテミロフは移動も大きい。左で飛び込むジョンソンをかわして左を振るテミロフ。かわすジョンソン。左ジャブを突くテミロフは右ボディも。かわして組んで右ヒジを振るジョンソンをかわしたテミロフも左を打ち返す。
押し込み組んで左で差すジョンソンだが、右小手で凌ぐテミロフは突き放して、詰めるジョンソンに右を振ってホーン。拮抗したラウンドも、テミロフのヒットでモノにしたか。
3R、グローブタッチ。すぐに詰めるジョンソンは左。右ミドルも蹴り足を掴むテミロフ。しかし左ハイを当てたジョンソンが前に。詰めるが回るテミロフ。ジョンソンは左ミドル。掴むテミロフだが、攻撃には繋げられず。しかしここでテミロフはダブルレッグテイクダウン! ケージで立つジョンソン。力を使ったテミロフはパンチに軸が崩れ始める。左右でケージに詰めるジョンソン。テミロフは鼻血。
追うジョンソンは左右ボディ打ちをまとめる。下がるテミロフはレベルチェンジも身体が流れる。ボディ打ちから右ローのジョンソンだが、テミロフも右を強振。
右ローを当てるジョンソンに左を打って右に抜けるテミロフ。またもケージに詰めて左右ボディから右アッパーのジョンソン。フィニッシュに繋げたいが、テミロフも左を振ると、右のダブルから詰めてシングルレッグのジョンソン。これを差し上げるテミロフはケージ背に。
細かい右のパンチに突きh無しテミロフは右を振って右バックスピンキックも。組むジョンソンを差し上げてホーン。テイクダウンを許さず。ジョンソンのラウンドに。
Anotha' one! 😮💨
— UFC (@ufc) March 1, 2025
Ramazan Temirov takes home the UD at #UFCVegas103! pic.twitter.com/rYT44tYOOo
判定3-0(29-28×3)で序盤のリードを守ったテミロフが勝利。UFC4連勝中だった12位のジョンソンを下し、ランキング入りとなるか。
【中止】
▼キャッチウエイト(140lbs)マッチ
ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ(ブラジル)29勝6敗(UFC7勝6敗)
ジョン・カスタネーダ(米国)21勝7敗(UFC4勝3敗)
▼女子フライ級 5分3R
モンタナ・デ・ラ・ロサ(米国)13勝9敗(UFC6勝5敗)
ルアナ・カロリーナ(ブラジル)11勝4敗(UFC6勝3敗)※UFC3連勝中