▼フェザー級 5分3R ※選手名からインタビュー
カリベク・アルジクル ウール(キルギス/Olymp Gym Bishkek)3位 13勝2敗
三宅輝砂(日本/ZOOMER)8位・11代KING OF PANCRASIST/2021年NBT同級優勝 13勝5敗
ラジャブアリ・シェイドゥラエフのスパーリングパートナーとして、PANCRASE参戦後、圧倒的な強さで井村塁、ISAO、平田直樹を撃破してきたカリベク。
その勢いのままベルト奪取かと思われた25年12月の栁川唯人との王者決定戦。栁川の右ストレートにより、まさかのアップセットでTKO負けした。再起を期し、5月には出稽古に来た相本宗輝とも練習しているカリベクに用意された相手は、前王者の三宅輝砂。
三宅は、PANCRASEで5試合連続フィニッシュと圧巻の強さ見せつけていたが、25年9月『RIZIN.51』で元PANCRASE同級1位の高木凌と対戦。後半に手数が減り、判定負け。
敗戦のショックと責任感から一時は引退を表明し、王座返上という決断を下していたが、26年5月立川大会で復帰、遠藤来生を判定3-0で完封し、再起を果たした。激戦区・フェザー級の中でも殺傷能力の高い実力者同士による、これぞ“ワールドクラスMMA”と言える珠玉の一戦が実現。
1R、先に右ローのカリベク。三宅は中央を取る。押し戻すカリベクはジャブ、右ロー。三宅も右ローも、カリベクは左右から組んで投げるもすぐに立つ三宅。なおもボディロックテイクダウンのカリベク。左足をかけて自身の右足に三角に組むと片ヒザ立ちの三宅に左のパウンド。
両ヒザを着いた三宅に斜めから首も狙いながらパームトゥパームでリアネイキドチョーク! 仰向け気味になって外した三宅。ハーフの三宅にヒジを落とすカリベクは強い右のパウンドで飛び込み。立つ三宅をボディロックで崩して背後からヒザ。バッククリンチのままブザー。
2R、左前蹴りの三宅にカリベクも左右から三宅の打ち返しにダブルレッグテイクダウン。両足を束ねて右で手首をコントロールして左でパウンド! 足を解くと立つ三宅に右足をかけてヒザ裏で組む。
バッククリンチのカリベクの崩しにケージづたいに残す三宅。右足をかけて背後から右のパウンドをこつこつ突くカリベク。ケージから剥がそうとするが、三宅はケージ際に戻る。クラッチを剥がそうとする三宅。カリベクは右足をかけるが解いたところにシングルレッグのカリベク。足を抜いてスタンドで向き合う三宅に、左右で前に出るカリベク。ブザー。
3R、左ジャブの三宅。カリベクは大きめのワンツーからダブルレッグ、後ろを向いた三宅にバッククリンチ。右足をかけたカリベクは脇下からパンチ。背後にパンチする三宅。バッククリンチのカリベク、三宅は向き直るとダブルレッグが待っている。
右足、さらに左足に変えてフックしてヒザ裏で組むカリベク。組んだまま右のパンチを背後からこつこつ打つ。カリベクは手首をコントロールして片足立ちで崩してテイクダウンしてパウンドでブザー。
判定は3-0(30-27×3)のフルマークでカリベクが勝利。再起戦で丁寧な試合運びで勝利を掴んだカリベクは「アリガトウゴザイマス、トウキョウ、カリベクデス。前回敗戦を喫してチーム一丸で戦った。3Rを通して戦うことに向けて練習してきました。祖国のキルギスに、両親に勝利を、来月誕生日を迎える母に届けたいと思います」とマイク。さらにPANCRASE、キルギス、タジキスタンのファン、コーチ、来場した練習仲間の相本宗輝らに感謝の言葉を述べた。




















