◆『RIZIN.54』ヘビー級JAPAN GPトーナメント出場決定選手
8月11日(火・祝)TOYOTA ARENA TOKYO
上田幹雄、ソルダトキン戦から再起なるか。北米修行も
上田幹雄は、2019年11月の「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で16年ぶり日本人で頂点に立った極真空手世界王者。22年4月、初参戦のRIZINで髙阪剛にTKO負けを喫しMMAの洗礼を受ける。23年6月に関根“シュレック”秀樹を1RTKOし、RIZIN初白星。大晦日にスダリオ剛を2R TKOに下し2連勝。24年6月、ポーランドのシェミスラブ・コバルチェクに腕十字で一本負けも、24年大晦日にROAD FC二階級王者キム・テインを2R ヒザでKOし、再起。
25年4月、満を持して迎えたヘビー級GP初戦で1R 63秒、練習仲間のシビサイ頌真にKO勝ち。7月、トーナメント唯一の日本人選手として準決勝に臨んだが、優勝のアレクサンダー・ソルダトキンに2R パウンドTKO負けでGP敗退。その後、米国キルクリフFCで出稽古も敢行、MMAレスリングをはじめとする技術研鑽に励む。今回のジャパンGPで日本ヘビー級最強の座を証明するか。MMA5勝3敗。5月1日に31歳となる。
エドポロキング、1年5カ月ぶり3度目のRIZINで覚醒なるか
エドポロキングは、ナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持つミックスで、身長204cm、リーチ217.5cmの規格外の身体を持つ。幼少期に始めた野球では日体大柏高校在学中に通算28本塁打を記録し、県内でも注目された。弟は21年に日本航空(山梨)で甲子園に出場したエドポロケイン。22年、生まれ持ったフィジカルを試すべくMMAを開始。23年よりBreakingDownに参戦、得意のヒザ蹴りで連勝。7月のRumbleで侍マーク・ハントに1R左フック&パウンド連打でTKO勝ちで戴冠。セネガル修行を経て24年5月、Rumble#3でプロデビュー。ナイジェリアのテリー・ワガンダを1Rわずか15秒 KO。大晦日のRIZINデビューを決めると、貴賢神を1R、首相撲から顔面ヒザを効かせて左右連打で鮮烈KO。
RIZIN2戦目となった25年3月、酒井リョウと対戦。元DEEPメガトン級暫定王者である歴戦の猛者にテイクダウンされ、ノースサウスチョークであわや一本負けの場面も許したものの、2Rに下から体勢を入れ替えてTKO勝ち。その後、米国修行を敢行し、UFC二階級制覇王者アレックス・ペレイラとトレーニング、ペレイラのHCであるプリニオ・クルスのもと鍛錬に励む。1年5カ月以上を経て3度目のRIZINの舞台に立つ今回、進化したシン・エドポロキングの姿を見せるか。MMA3勝0敗。25歳。
スダリオ剛、20代最後の年にMMA日本最強の称号を手にするか
スダリオ剛は、中学時代に現在NBAで活躍する八村塁のライバルとして鎬を削るなど幼少期より抜群の運動神経を発揮。13年に貴乃花部屋に、弟の貴賢神と双子関取として入門し将来を嘱望されたが、暴行問題を起こし19年に角界を引退。20年9月、初参戦のRIZINでディラン・ジェイムスにTKO勝利でMMAデビュー。3連勝後、エクストリーム・クートゥアーでラスベガス修行も敢行。21年6月、シビサイ頌真に3R一本負けで初黒星。10月の再起戦で勝利も、怪我により長期離脱。復帰戦となった22年7月、関根“シュレック”秀樹を1R 53秒TKO。しかし大晦日にジュニア・タファの打撃に屈した。23年4月、ロッキー・マルティネスに判定勝ちで再起を飾ると、10月にはイム・ドンファンを右アッパー&パウンドでTKO。23年大晦日、上田幹雄にTKO負け、24年6月にはBreakingDownで安保瑠輝也とキックルールで対戦し延長判定負け。 11月、加藤久輝にTKO勝ちで再起を果たした。
25年5月のへビー級GP1回戦ではジョゼ・アウグストと対戦、1Rに右を被弾しダウンを喫して判定負け、自国開催のGPで無念の初戦敗退。10月には、韓国のAPEC 2025 Korea Commemorative World MMA Competitionで、元Bellator&PFLファイターのダヴィオン・フランクリンと対戦予定も試合がキャンセルされた。この間、ブラジルのロータスクラブで元KSWヘビー級王者のフェルナンド・ロドリゲスらとも練習。1年半以上を経てリング復帰となる今回、20代最後の年にMMA日本最強の称号を手にするか。MMA9勝4敗。5月13日に29歳となる。
体重超過の貴賢神に涙の敗戦も、GP出場へ
酒井は、MMA15勝14敗の元DEEPメガトン級暫定王者。39歳。2012のGRABAKA 2 LIVE!!でプロデビュー。以後、DEEPメガトン級を主戦場に活躍。関根シュレック秀樹やシビサイ頌真らRIZINファイターたちとも激闘を繰り広げてきた。20年2月、初参戦のRIZINで実方宏介とキックルールで対戦もKO負けを喫した。その後21年12月からは4連勝。その勢いで22年11月に赤沢幸典を左右フックからパウンドでTKOに下し、DEEPメガトン級暫定王座を獲得すると、23年7月の水野竜也との再戦で1R TKO勝ちで王座防衛に成功。24年3月には同級正規王者のロッキー・マルティネスと王座統一戦で再戦。ジャッジ5名がドローの接戦のなか、マスト判定で惜敗し王座陥落した。
再起戦の24年11月、元ONEの長谷川賢と対戦。2R、長谷川の後頭部打撃による負傷判定で勝利。25年3月、5年ぶりのRIZINの舞台に、念願のMMAルールで参戦。204cmの長身のエドポロキングの打撃をかいくぐり、1、2Rとテイクダウンを成功させノースサウスチョークで勝利まであと1歩に迫るもロープを蹴ったエドポロキングに上下を入れ替えられて無念の逆転TKO負け。25年8月にDEEPメガトン級王座決定戦で、14歳若く、かつての練習仲間である大成と対戦。3R サッカーボールキックでKO負けで連敗を喫し、メガトン級正規王者のベルト戴冠ならず。26年3月、元GRACHAN王者の荒東“怪獣キラー”英貴をDEEPで迎え撃ち、1Rに左フックでダウンを奪い、パウンド&ヒジでTKO勝ち、再起を遂げた。6月、仙台で10歳若い貴賢神を相手に、MMA30戦目の節目の試合に出陣。悲願のRIZIN初勝利&GP残り1枠を争う「査定試合」に臨んだが、1.2kgの体重超過だった貴賢神との試合を受けて、76秒、涙のTKO負けを喫していた。








