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【UFC】朝倉海、バンタム級に戻してオクタゴン初勝利を目指す「日本のチームの人たちと一緒に勝ちたい」=5月30日(土)マカオ

2026/05/27 14:05

スモザーマンは打撃で「ぶつかり合う」相手


(C)Zuffa LLC/UFC

 MMA12勝6敗、UFC1勝2敗のスモザーマンは、12勝中6つのKO・TKO勝ちを誇るストライカー。23年11月には、かつて朝倉海のスパーリングパートナーも務めたマンド・グディエレスを3R 跳びヒザでKOに下している一方、DWCS2023では風間敏臣に一本負けしたハラランボス・グリゴリオウの右ストレートに1R KO負けも喫している。

 朝倉はスモザーマンについて、「ボクシングが上手いのかなっていう。思いっきり振ってくるんでパンチ力もあると思うんで、そこは警戒しないといけないなと思ってますけど、その打撃の技術がめちゃくちゃ高いかって言ったらそんなことないと思うんで。まあストライカーの方が燃えますよね。そこに僕も自信を持ってるんで、絶対そこでも負けたくないし、ぶつかり合う面白い試合になるじゃないですかね。気持ちの面でも。どういう状況でも絶対に負けないっていう。そういう気持ちで臨みます」と、久しぶりのストライカー相手に、心身ともに「ぶつかり合う」相手とした。

 24年7月にはアナコンダチョークで初の一本勝ちもマークしているスモザーマンを金原ヘッドコーチも、「パッと見た時に打撃の相性はいいなと。あとは組み。相手が何をしてくるかっていう選択肢になって、海のこの2戦を見る限り、組み技の弱点を相手が突いてくるか、それとも打撃で行けると思わせるのかっていうところで。ストライカーだからストライキングしかないよね、という考えはないです、全く」と、全局面でとらえている。

 金原正徳ヘッドコーチを軸に、竹浦正起コーチ、小倉將裕コーチと4人のチームで備えてきた朝倉。今回のセコンドには兄の朝倉未来が入らず、このチームで臨む。

「やっぱりあの3人にずっと練習を見てもらって、そこで作戦とかも立てながらずっとやってきたんで、任せたいなと思います。気持ちの面では兄貴(朝倉未来)がいてくれる安心感っていうのはすごいありますけど、今回ずっとこのチームで準備してきたんで、そこを信じて行こうかなと思います」

 試合1カ月前には、フランスからPFL EUROに出場したアナス・アジズ(5勝2敗)を招聘。スモザーマン(175cm)と同じオーソ構えながらスイッチも使う長身(183cm)のアジズを相手に5分3Rの試合形式のスパーリングも行った。アジズも6月12日の『Hexagone MMA 45』で試合を控えており、互いに実戦に向かうなかでの緊張感のあるスパーリングとなった。

 朝倉は、「あのレベルの選手は本当になかなかいないんで。パワーがあって技術があって身体が強くて。リーチとかも190cmとかで長いんで。そういう相手にどう中に入ってくか、みたいな、そこら辺の練習を意識してやってました。出入りを使って近い距離でも勝負してっていう形ですね」と、近い距離でのフィニッシュも意識する。

 時にスイッチしての左ストレート、左ボディ打ちから右フックの対角線攻撃を得意とするスモザーマンだが、この踏み込みのコンビネーションを見切られると後手に回る展開も多く、朝倉はいかにスモザーマンの距離で戦わずに、出入りから朝倉の得意な右ストレート、左ボディ、ヒザ蹴りを当てるか。その中で両者がテイクダウンをどう使うかも注目だ。

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