キックボクシング
レポート

【新日本キック】瀬戸口勝也が引退試合で赤平大治のカーフキックにTKOで散る、細川裕人が47歳オリベイラの2階級制覇を阻み新王座に、イタリアからのキック留学生マルコが初戴冠、大岩竜世がバックブローでKO勝ち新王者に、軍司泰斗と龍聖がエキシビションで打ち合って盛り上げる

2026/03/08 17:03
【新日本キック】瀬戸口勝也が引退試合で赤平大治のカーフキックにTKOで散る、細川裕人が47歳オリベイラの2階級制覇を阻み新王座に、イタリアからのキック留学生マルコが初戴冠、大岩竜世がバックブローでKO勝ち新王者に、軍司泰斗と龍聖がエキシビションで打ち合って盛り上げる

引退試合で壮絶に散った瀬戸口

新日本キックボクシング協会「MAGNUM 63」
2026年3月8日(日)東京・後楽園ホール

▼第15試合 WKBA世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R
〇赤平大治(VERTEX GYM/王者)
TKO 3R 2分10秒 ※セコンドからのタオル投入
×瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム/挑戦者)
※赤平が初防衛に成功。


 鹿児島出身の瀬戸口は長らく新日本キックのフェザー級トップ戦線で活躍し、2020年2月、5度目の挑戦となった日本フェザー級タイトルマッチで平塚一郎に3R TKO勝ちし悲願のベルトを巻いた。2022年10月にはTKO勝ちで初防衛に成功している。2023年7月に同じくNJKFの大田拓真と新日本キックで対戦も判定で敗れたが、10月にはNJKFフェザー級王者・前田浩喜に右フックで初回TKO勝ちを収めた。2024年3月には元NJKFスーパーフェザー級王者の山浦俊一に左右フックの連打で2度のダウンを奪って勝利。打たれ強さとパンチでガンガンと前に出るスタイル。


 赤平は2022年10月にNJKFでプロデビュー。NJKFの2023年新人賞(東)選手。2023年4月と2024年3月の『RIZIN』に出場して勝利したが、2025年5月に橋本楓汰に敗れた。4度目の出場ではDEEP☆KICKとHOOST CUPの二冠王・翔磨に勝利している。


 両者は2025年3月にWKBA世界フェザー級王座決定戦を争い、赤平が初回KO勝ちで王座に就いた。約1年ぶりの再戦となる。


 1R、赤平がジャブからの右カーフで瀬戸口の足が流れるが、徐々に距離を詰めていった瀬戸口が左右フックで逆襲。しかし、赤平も左右フックで打ち合いに行き、互いに相手のパンチを被弾した。


 2R、徐々に距離を詰める瀬戸口は一気に左右フックで襲い掛かるが、赤平も負けじと打ち合って互いに被弾。瀬戸口が赤平をコーナーへ追い詰め、連打を見舞ったところで赤平が右カーフを蹴ると赤平が大きくバランスを崩す。そこへ赤平が右カーフでダウンを奪う。


 3R、サウスポーになった瀬戸口は左ボディで勝負をかけ、左右フックで攻め込む。逆転KOの期待に場内が沸くが、赤平はプッシュして瀬戸口の奥足へ右カーフを蹴っていく。この攻撃にスリップダウンした瀬戸口は何とか立ち上がるも、さらに奥足への右カーフを蹴られてダウン。瀬戸口のセコンドからタオルが待った。



 初防衛に成功した赤平は「勝ててよかったんですけれど、この試合を組んでくれて新日本キックの関係者の皆様、会長、セコンド、応援してくれたみんなありがとうございました。瀬戸口選手、引退試合ということで自分を選んでいただきありがとうございます。新日本キックに古くからエースと言うことで尊敬します。自分も戦い抜きます」と話す。


 花束を受け取った瀬戸口は「今日が引退試合となりました。いつも試合を組んでくださりありがとうございます。応援に来てくれたみんな、ありがとう。負けてしまいましたが選手として心残りはないです。ただ、自分は鹿児島に住んでいるので新日本キックの皆様に会えなくなるのが寂しいと思います。だからいっぱい選手を育てて新日本に帰ってきます」と宣言した。

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