(C)Takazawa Keisuke/GONG KAKUTOGI/Lemino修斗
2026年2月18日(水)東京・後楽園ホールにて『Lemino修斗.3』(Lemino配信)開催された。前日計量は全選手がパス。
注目のバンタム級サバイバートーナメントは1回戦3試合を今回の2月大会、準決勝は夏、決勝戦は秋冬大会にて実施予定。1回戦のもう1カードの「中島陸vs.エリー・ワイズ」は、3月30日の『Lemino修斗.4』で組まれる。優勝賞金200万円で「『ROAD TO UFC』からオファーを受けた場合はトーナメント期間中においても途中離脱を許可する」とされている。
岡田遼プロデューサーは「離脱選手が出た場合は、3月30日の後楽園大会と4月19日の沖縄大会でリザーブファイトを行います。正直、何人抜けるか分からない(苦笑)。それくらいの選手たちが揃っています。松根(良太・TBJ沖縄代表)さんも僕も“強い外国人選手を倒して、そいつらの戦績を奪えば、世界最高峰のUFCに引っかかるかもしれない。UFCに行きたい”という強い気持ちを持っている選手を選考しました。今年の『ROAD TO UFC』に声がかかる可能性が高い選手を日本でぜひ間近で見ていただきたい」と語った。
『Lemino修斗.3』速報
▼第7試合 Lemino修斗 バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026 1stラウンド
×シンバートル・バットエルデネ(Team Tungaa Shandas)1位 7勝1敗 61.15kg
[判定0-3] ※28-29×2, 27-29
〇齋藤奨司(FIGHT FARM)5位 8勝3敗1分 61.15kg

(C)Lemino修斗
前修斗世界バンタム級王者の齋藤奨司が、10月のLemino修斗2で衝撃の修斗デビューを飾ったモンゴルの23歳の怪物シンバートルを迎え打つ。
齋藤は、24年の7月21日に行われた後楽園ホール大会で“激闘王”藤井伸樹(ALLIANCE)との大激戦を制し、世界王座を戴冠。9月大会で暫定王者・永井奏多との王座統一戦に敗れて以来の再起戦となる。
この間、沖縄TBJで平良達郎のモレノ戦前のスパーリングパートナーを務めるなど、進化を果たして“シン最も戦いたくない男”シンバートル戦に名乗りを挙げた。7勝3敗1分。
モンゴルのシンバートルは、レスリングベースで、コンバットサンボ、キック、シュートボクシングでモンゴル王者に輝いている。
2022年10月にMMAプロデビューし、24年5月にテムーレン・アルギルマーに判定勝ちで注目を集めた。24年10月の『Breakthrough Combat01』で初来日し、強豪・吉野光にフルラウンド落ちない組みで上回り、判定勝ち。
25年1月の『GLADIATOR 029』バンタム級暫定王座決定戦で吉田開威をシザースチョークで絞め落としたが、体重超過により戴冠ならず。25年6月の『MGL-1FC 22』では、相手のオドスレン・シャグダルの体重超過にもかかわらず、3R リアネイキドチョークで一本勝ち。MGLバンタム級王座についた。
そして10月のLemino修斗沖縄大会で野瀬翔平と対戦。左ストレートから組みに来た野瀬をがぶったシンバートルは80秒、ギロチンチョークで衝撃の失神一本勝ちを収めている。7勝無敗。
齋藤「1回戦から最高の相手を当ててもらえてありがとうございます。サバイバルトーナメント、メインイベントにふさわしい最高の試合するんで応援よろしくお願いします」
シンバートル「このLemino修斗の大会にまた出るということで、とても嬉しいです。計量もクリアして良かったです。嬉しいです」
岡田P「今回はモンゴルからONE王者のバータルフー選手もセコンドとして来ていますが、そのなかでメインのシンバートル選手は、まあ強い。練習でもめちゃくちゃ手がつけられないくらい強いと聞いています。今年のROAD TO UFCに声がかかる可能性も高い選手をぜひ生で見てほしいです。
齋藤選手にもめちゃくちゃ期待しています。平良達郎のスパーリングパートナーとして沖縄に来てもらったらめっちゃ強かった。齋藤選手が取ったラウンドもあって、僕も松根さんも“齋藤選手はこんなに強いんだ”と話して、今回のトーナメントに参戦してもらいました。逆に言うと今の修斗の面子でシンバートル選手に勝てるのは齋藤選手しかいないと思うので頑張ってほしいです」
1R、ともにオーソドックス構え。足を入れ替えスイッチする齋藤は左ジャブダブル。シンバートルも慎重な入り。
齋藤のワンツーの右にブロッキングも下がるシンバートル。齋藤は右カーフ、左ハイをブロック上に。
サウスポー構えから左ミドルを当てる齋藤に最初のシンバートルの組みは切った齋藤だが、すぐに詰めてシングルレッグテイクダウンのシンバートル。
ケージに座り、足を抜く齋藤。自身の右腿に齋藤の両足を乗せるシンバートル。しかし足を引いて両足を広げて立とうとする齋藤。再び力使い足を束ねるシンバートルだが、齋藤は足を戻してヒジ。シンバートルは再びダブルレッグ、サイドバックからパウンドでホーン。シンバートルのラウンドに。
2R、オーソドックスからスイッチする齋藤はテイクダウン狙うシンバートルに右アッパーを狙う。組みを2度トライするシンバートルシングルレッグテイクダウンで齋藤に尻を着かせるが、齋藤は上体は立てたままケージ背に。齋藤の足を広げた立ち上がりに膠着ブレ-ク。
スタンド。齋藤の左ヒザを被弾しながらも組むシンバートル。ついに組みを切った齋藤は左ミドルを効かせて、さらに左フック! シンバートル詰めて組もうとするがバックに乗る齋藤。落としたシンバートルに、齋藤もすぐに立つ。
詰めるシンバートルに右アッパーの齋藤。シンバートルも左右突きシングルレッグ。片ヒザ立ちから両足を平行に広げて立った齋藤は離れて左ミドル! 左ボディから右ストレートを突いてホーン。齋藤のラウンドに。
3R、サウスポー構えで入る齋藤左から右を突いて左の蹴りも。シンバートルはガード固めて右を突く。そこにヒザを狙う齋藤。右も振るがかわすシンバートル。ともにオーソに。右ボディストレートの齋藤。左前蹴りも腹に。
右を突いて前に出るシンバートル。齋藤の右ストレートに一瞬動きが止まるがシングルレッグへ。片ヒザ立ちの齋藤に右で差して押し込むシンバートル。
残り半分、苦しい時間帯。頭を上に押し込み、奥の足首を掴み、細かいパウンドのシンバートル。ケージ背に立つ齋藤は頭を押して片足立ちでケージづたいに回る。
残り30秒、突き放した齋藤はスタンドで前に。打ち合いのなか右アッパー、ボディ打ちの齋藤にシンバートルも応戦も後退。
判定3-0(29-28×2, 29-27)で齋藤が勝利。トーナメント準決勝進出。「この戦い、俺が勝つと思ってた人いた? チームメイト、応援してくれた人だけだったと思います。俺自身が一番勝てるって信じてました。去年はROAD TO UFCの選考に落ちてしまって……松根さん、岡田さん、推してくれないですか。31歳ラスト、マジで僕が勝てると思った人はいなかったと思うので、ボーナスお願いします。みんな、ありがとう」と語った。






































