キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】久井大夢とゴンナパーは決着つかず熱闘ドロー!チュームーシーフーが古木誠也をハイキックKOで王座奪取、大沢文也が引退試合の大谷翔司を容赦なくKO介錯、渡部蕾がまさかのヒジでコウシにTKO勝ちWBCムエタイ王者に、前田大尊が壱からダウン奪い番狂わせ勝利、古村光はスラサックに一歩及ばず、ランバーの弟子ギンペットがヒジ&ヒザでKO勝ち

2026/02/15 17:02

▼第9試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R
〇大沢文也(ザウルスプロモーション/同級王者)=62.4kg
KO 3R 0分44秒 ※右ストレート
×大谷翔司(KNOCK OUTクロスポイント渋谷/同級第3代王者)=62.5kg


 大沢は小学生の時から始めたボクシングで優れたテクニックを持つベテラン選手。2018年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」で準優勝。2022年4月に瓦田脩二を破り、第7代Krushライト級王座に就くも2023年6月の初防衛戦で里見柚己との再戦に敗れ、王座を失った。2024年12月、KNOCK OUT初参戦を果たすとUNLIMITEDルールでバズーカ巧樹に判定勝ち。2025年5月、大谷翔司との再戦を判定3-0で制して第4代KNOCK OUT-BLACKライト級王座に就いた。


 6月には再びUNLIMITEDに挑み、祖根寿麻から判定勝ちしている。11月に初のREDルールでゲーオガンワーンに挑んだが、判定2-0で敗れた。戦績は33勝(3KO)22敗3分1無効試合。


 大谷は陸上自衛隊徒手格闘部隊出身。2016年にデビューし、2020年8月にJAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王座に就いた。2023年6月はKrushに乗り込んで児玉兼慎から判定勝ち、12月には再びKrushで大沢文也に延長戦の末に勝利。2024年12月、セーンダオレックとの再戦でTKO勝ちし、第3代KNOCK OUT-BLACKライト級王座に就いた。しかし、2025年5月の初防衛戦で大沢にリベンジを許し王座を奪われた。7月の再起戦では木村涼仁にKO勝ちしたが、9月にKrushで児玉兼慎に敗れた。戦績は24勝(15KO)11敗3分。


 1R、大谷はジャブ、大沢はいきなり右フックの強打を叩き込み、右ストレートから左ボディとアグレッシブは攻めを見せる。ジャブを突いてペースをつかもうとする大谷に大沢は左ボディ。かと思えばガードを固めて下がり、大谷を誘っての左ボディも。


 ジャブを打ってガードを上げさせ、左ボディを狙い撃ちにする大沢。左ローも蹴る。大田には前へ出てワンツーも大沢がバックステップ、最後に右ストレートを当てた大谷だが、不十分だった。


 2R、大谷は左のパンチからの右ロー、大沢は左のフェイントから右ボディを打つ。ジャブを打つ大沢はガードを固めて「来いよ」と大谷に話しかける。大谷は左右のボディ、左ロー、右フックからの左ロー。大沢は左右に上体を動かして左フック、右ロー。大谷が右を出すとかわして左ボディ。大田には右ストレートを出すが、大沢は手を広げて“効いてないよ”のポーズ。


 3R、両者はハグ。大谷は左ボディから右ロー、左フックから右フックもパワーが感じられない。“来い”とカモンゼスチャーした大沢は、左のフェイントから右ストレートをジャストミート。大谷はバッタリと倒れ、レフェリーが即座に大沢のKO勝ちを宣した。


 宣言通り大谷を介錯した大沢はマイクを持つと「押忍、大沢文也変わっちゃいました。ごめんなさい、泥試合しなくて。僕の話は1個だけでいいです。4月、沖縄大会、出られるんじゃなくて出ます。沖縄の記者会見の日も空けてあるんでよろしくお願いします」と、沖縄大会への出場をアピール。


 続けて「大げさじゃなくて、僕は大谷選手がいたから格闘技を辞めないで頑張ってきたのがあって。いつもアウトボクシングなんだけれど今回は前に出ると決めて。それは大谷選手だから出来て。2~3年前に初めてやった時に大谷選手に勝っていたら僕は強くなっていなかった。負けて、絶対に超えてやるって毎日毎日努力しました。この間まで5連勝できたのも、大谷選手のおかげで強くなりました。もう一回、大谷選手に拍手してください。僕は大谷翔司という男が本当に大好きです。ありがとうございました」と語った。

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