▼セミファイナル(第10試合)KNOCK OUT-BLACKフェザー級タイトルマッチ 3分3R
×古木誠也(REX GYM/王者)=57.35kg
KO 3R 1分38秒 ※左ハイキック
〇チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP/挑戦者)=57.35kg
※チュームーシーフーが新王座に就く。古木は初防衛に失敗。
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年12月に工藤“red”玲央を初回KOしてKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座に就いた。2023年8月、小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功。しかし、2024年12月のドスティン・オルティス戦で体重超過、王座を返上した。2025年4月に階級をフェザー級に上げると9月にはSBの内藤凌太に判定勝ちしてKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者に。11月、SBのS-cupに参戦も1回戦でサタントンに敗れた。戦績は14勝(10KO)4敗。

チュームーシーフーは中国の少数民族であり戦闘民族として知られる「イ族」の出身。2023年6月に初来日、龍聖から右フックでダウンを奪い、延長戦で判定負けも龍聖を苦しめて一躍注目を集めた。2024年2月の再来日では久井大夢と対戦し、激闘の末にチュームーシーフーが左フックでダウンを奪って勝利している。10月には栗秋祥梧とKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦を争ったが、延長戦で判定2-1の惜敗。2025年4月、内藤凌太に判定勝ちで戦績は28勝(10KO)6敗。また、1月にはMMAデビューも果たし、1RでKO勝利している。

両者は9月にKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で戦うことが決まっていたが、チュームーシーフーが怪我により欠場。変わって古木と内藤が王座決定戦を争い古木が王座に就いた。

1R、両者かなり近い距離でフックとローを交換。古木がフックを放てばチュームーシーフーは左ストレートを返す。古木は右前蹴りを連打し、チュームーシーフーをコーナーへ追い詰めると左右の連打。これをブロックしたチュームーシーフーは左を返す。

向かい合った古木が一瞬左のガードを下げたところに、チュームーシーフーが右へ回り込むような動きからの左フックでダウンを奪う。古木が右を伸ばすところにチュームーシーフーは左フックをフルスイング。さらに右フックも連打。古木は顔面とボディへの前蹴り。

2R、チュームーシーフーが左ミドルから右フック、ワンツーの連打、左フック。古木もワンツーから前へ出て左ボディ。チュームーシーフーの右フックにグラつく古木。チュームーシーフーはさらに左右フック、右フック、右ボディストレートで古木をグラつかせる。

チュームーシーフーの左右フック、左ストレートを被弾する古木だが倒れない。右を打ち返す。チュームーシーフーは顔面とボディを打ち分け、右フックを強振するが古木は耐える。ワンツーに吹っ飛ぶ古木。チュームーシーフーが後ろ蹴りからの連打を見舞ったところでスタンディングダウンがとられた。

3R、チュームーシーフーの左ショートをもらって鼻血を出す古木だが、それでも前へ出る。古木の右ストレートはかわされ、チュームーシーフーの左ストレートはヒットする。右カーフを蹴った直後に、右へ回り込んだチュームーシーフーは死角からの左ハイキック。これが見事に決まり、古木はダウン。レフェリーがストップした。


チュームーシーフーはマイクを持つと「コンバンハ、KNOCK OUT! 自分がKNOCK OUTに参戦したのが2023年でしたが3年かけてやっと念願のベルトを手にすることが出来ました。この階級の王になるために厳しいトレーニングを経て日本のリングに上がりました。KNOCK OUTの王者らしくこれから戦っていきます。もちろん王者として、このベルトを防衛したいですが、チャンスがあればアンリミテッドルールもREDルールも興味あります。自分が中国人として初めてのKNOCK OUT王者になりたいと誓って実現しました。中国はいま春節なので中国の同胞の皆さん、おめでとうございます。そしてイ族として戦っていきたいと思います」とアピールした。



