▼第10試合 ONEストロー級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R
〇サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ/Evolve MMA)
判定3-0
×ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ/Sor Dechapan)

1R、ジャオスアヤイが放った右ミドルハイで大きくバランスを崩すサムエー。ジャオスアヤイは続いて飛び込んでの右ストレートを打つ。サウスポーのサムエーは左ミドル。ジャオスアヤイのパンチをスウェーでかわして左ストレートを打つサムエー。さらにジャオスアヤイのミドルもスウェーでかわして左ストレート。

さらに組んでのヒザを見舞うと、ジャオスアヤイの返しの右フックはかわす。ジャオスアヤイは左ローを蹴っていき、サムエーは左ミドル。前へ出るジャオスアヤイが右フック。

2R、ミドルの蹴り合いからサムエーが左ストレートのカウンターでダウンを奪う。立ち上がったジャオスアヤイは左右フック、左右ボディで逆襲を開始。右インローから右ボディでサムエーがダウン寸前となり、ジャオスアヤイがパンチをまとめるがサムエーは組み付いてピンチを逃れる。離れると飛びヒザ蹴りを見舞うジャオスアヤイ。しかし、ダウンにはならず。

ダウン寸前のサムエーだったが、サムエーが左ストレート、ヒザで逆転。左ストレートの連打で前へ出ていくサムエーが左ヒザ、左アッパーからの左ストレートで2度目のダウンを奪う。フラフラのジャオスアヤイは立ち上がるも、サムエーの左ストレート、右アッパーをもらい続ける。それでも左右フックを振り回して再び前へ出たジャオスアヤイ。大激闘に場内は大騒ぎに。

3R、再び前へ出るジャオスアヤイに下がりながらカウンターの左ストレートを狙うサムエー。左右フックを振り回すジャオスアヤイに、左ストレートを突き刺すサムエー。ここで左カーフを蹴るサムエー。ロープに追い詰めたジャオスアヤイにサムエーが左ヒジを見舞い、ジャオスアヤイがフラつく。すかさず攻めるサムエーだが、ジャオスアヤイが体勢を立て直すと深追いはせず前蹴りでジャオスアヤイを転倒させる。最後はジャオスアヤイの蹴りをかわし続けたサムエー。

判定3-0でサムエーがパコーンに続いてレジェンドの実力を見せつけた。サムエーは377勝目。35万バーツのボーナスも手にした。「とてもタフな試合だったけれど、みんなのためにもいいパフォーマンスが出来たよ」と試合を振り返った。


