(C)ONE Championship
ONE Friday Fights 137
2025年12月19日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信中
▼第12試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R
×タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/ONEフェザー級ムエタイ世界王者)
TKO 1R 0分52秒 ※右インカーフキック
〇リウ・メンヤン(中国)
タワンチャイは地方で試合経験を積んだ後、14歳でルンピニースタジアムに上がった。2018年にはクラップダムを3度破り、同年のルンピニースタジアム・オブ・ザ・イヤーとタイ国スポーツ局ファイター・オブ・ザ・イヤーなど4つの年間MVPを受賞。2021年5月にONE初参戦。2022年9月、ONEでの5戦目でペットモラコットを破りONEムエタイ世界フェザー級王座を奪取した。
同王座はスーパーボンらを破り4度の防衛に成功。ONEで11戦負け無しだったが、2025年3月のONE日本大会におけるONEフェザー級(70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦で野杁正明(team VASILEUS)に3RでTKO負け。今回が再起戦となる。長身を利したサウスポーのフィームー(テクニシャン)。戦績は134勝32敗2分。
タワンチャイは野杁へのリベンジを宣言しており、再起戦は本来のムエタイではなくフェザー級キックボクシングルール3分3Rでの試合に。しかも、対戦相手はメンヤンに決定。
メンヤンは2024年12月のONEで野杁と対戦し、1Rに右ストレートでダウンを奪って勝利。前に出て相手を押し、距離を詰めてショートのパンチのコンビネーション、前蹴りが得意。ONEでの2戦目でモハメド・シアサラニ(5月にONEで海人に判定勝ち)にスプリット判定で敗れた時も、野杁戦でも終盤にスローダウンする傾向があった。戦績は33勝7敗。MMAでも2勝。
1Rが始まってすぐ、タワンチャイが得意の前蹴りでメンヤンを吹っ飛ばす。その後も前蹴り、左ミドルを蹴るサウスポーのタワンチャイ。ジャブを突いたところでメンヤンが右のインカーフを蹴ると、タワンチャイが右ミドルを蹴るモーションに入ったがその場に崩れ落ち、立ち上がることが出来ずカウントアウト。
メンヤンの秒殺TKO勝ちという意外な結果に終わった。



