▼第2試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R
×ペット・スアンルアンロッドヨーク(タイ)
判定0-3
〇奥脇竜哉(エイワスポーツジム)

竜哉・エイワスポーツジムこと奥脇竜哉は日本人として8人目のラジャダムナンスタジアムのタイトルを獲得するなど、同門の吉成名高に負けじとムエタイで輝かしい実績を積んでいる。昨年9月のWBCムエタイ世界フライ級王者決定戦でシヴァラット・ウォー リンティダを1RボディブローでKOしベルトを獲得。初参戦となった8月22日の『ONE』ではヌラペットに2RKOで勝利し、インパクトを残した。10月には元ラジャダムナン王者ウェウワーオを圧倒してWBC王座の初防衛に成功している。

今回はONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ3分3Rで、ペットと対戦。ペットはまだ19歳で身長168cm。2024年2月の『ONE Friday Fights』初参戦ではTKOで敗れたが、その後はタイ人選手を相手に4連勝4KO(全て2RでのKO)と破竹の快進撃を続けている。竜哉とは激しい一戦となりそうだ。

1R、竜哉が右ローを強く蹴って先制、ペットは左ミドルを蹴って来る。ペットの蹴りをバックステップ、スウェーでかわす竜哉が右ローを返す。右ローがかなり命中し、転倒するなど効いている様子のペット。ワンツーのペットに左ボディを打つ竜哉。

2R、さらに右ローを強打する竜哉にペットは首相撲からのヒザ蹴りに持ち込む。ブレイク後、すぐに組み付くペットが竜哉をコカす。首相撲に持ち込むペットに竜哉は右を当てるが、首相撲で押し倒される。右ストレートで入るペットに右を打つ竜哉。もう一度入ってきたところへ右ストレートを合わせ、ダウンを奪う。

竜哉は左ボディ、左アッパー。前へ出て組んで来ようとするペットに左ハイを繰り出す。ペットも逆転を狙ってヒジを打つ。今度はペットを押し倒す竜哉。右ロー、左フック、ローへの右ストレートのカウンターと竜哉がヒットを奪った。

3R、前に出てくるペットに竜哉は左右フックと右ローを蹴って左へ回り込む。右ストレートを思い切り打って来るペット、竜哉は左ボディ。前へ出て首相撲、そしてヒジと逆転を狙って攻めてくるペット。竜哉は右ローを蹴って離れ、ペットが詰めてくると竜哉は組んでストップしてしまう。ペットが首相撲からヒザを蹴ると突き飛ばす竜哉。下がりながらも右ハイ、右ストレートを狙う竜哉にペットは右を狙う。

竜哉がカウンターのジャブ、さらに左フックをヒットさせる。ワンツーの連打に組み付くペットを振りほどき、右ストレートを打つとペットがフラつく。




