▼第18試合 BreakingDownバンタム級タイトルマッチ キックルール 61kg以下
×リキ(挑戦者)
再延長戦 判定0-5
〇大野篤貴(王者)
※大野が初防衛に成功。

大野は2020年KWF国際大会や2020・2021年JKJO全日本選手権を2連覇している空手家。2023年2月のBD初出場ではゲンキにKO勝ちも2戦目の3月に冨澤大智に敗れた。その後は連勝し、バンタム級トーナメントでは決勝へ進出するも井原良太郎にKO負けでタイトルを逃した。

2024年6月に虎之介に勝利すると、野田蒼、小宮山工介、安保璃紅と元K-1のプロファイターを相手に3連勝。2025年5月には波に乗っていたよーでぃーをKOし、9月のタイトルマッチで井原を破り王座に就いた。12勝2敗。

じりじりと詰めていく大野が右ストレート、左三日月、左カーフ。リキは左フック、ジャブも大野の圧に後退。左フックと右フックの相打ち。大野は左三日月、左前蹴りから左右フック。アイポークがあった影響かリキはクリンチが多かった。

本戦の判定は0-0でドロー。ワンツーで前に出るリキに大野は左フック。リキが入りすぎて両者バッティングの注意。左ミドルから左フックの大野に抱き着くリキ。大野は左フック、ジャブ、左の三日月。リキはクリンチに行く。パンチを打つリキに大野は右ヒジ。リキの右で大野が倒れるがこれはスリップ判定に。リキはパンチからのクリンチが多い。

判定はドロー、特別ルールで再延長に。大野が左ハイ、左フック。大野の左フックからの右ストレートがヒットするが、どうしても両者相手を抱え込む。その中でもパンチでヒットを奪うのは大野。左三日月からの左右フックの大野に、大野は胴廻し回転蹴りも繰り出す。最後にリキのパンチで大野が倒れるが、これはスリップとの判断。リキは抗議する。


判定は5-0で大野の勝利に、初防衛に成功した。大野の腰にベルトを巻いた朝倉未来BreakingDown CEOは笑顔のサムズアップ。


大野はマイクを持つと「押忍。リキくん、なんかごめん、ありがとう。俺は王者としてBreakingDownが一番好きだからこれからもここで戦わせてください。俺に王者としての仕事を任せてください」とアピールした。



