▼第22試合 中国vs.BreakingDown対抗戦 キックルール 58kg以下
〇ワン・ズンイェン(中国)
延長戦 判定3-2
×野田 蒼(BreakingDownフライ級王者)

武林風で試合をしているズンイェンを、現BreakingDownフライ級王者の野田が迎え撃つ。

右ストレートの相打ちからパンチを出しながらどんどん前へ出てくるズンイェン。野田は相打ち、飛びヒザを狙うがズンイェンの突進は止まらず、押されて転倒を繰り返す。

野田の左フックに転倒したズンイェンだが、立ち上がるとすぐに突進。ズンイェンのバッティングで一時中断。再開後、左右フックを連打するズンイェンに野田も立ち止まって打ち合う。

判定は川尻達也のみがズンイェンを支持したがドロー。延長戦へ。野田は左ミドルを蹴るもズンイェンはパンチを出しながら前へ出る。突進が止まらないズンイェンにテンカオを突き刺す野田は、足を止めての打ち合いも。

それでも左右フックで前へ出るズンイェンが左右フックを繰り出す。転倒する野田。ズンイェンの手数と前進は最後まで止まらなかった。

判定は大沢ケンジとオーディフェンスが野田を支持したが、3-2の僅差でズンイェンの勝利。野田はセコンドに担がれて退場した。

ズンイェンはマイクを持つと「私は中国の配達員です。中国の配達員は決して遅刻しません。今回の配達は完了しました。今回はベルトを懸けるはずだったのになくなって残念です。次はベルトが欲しいです」と、タイトルマッチでの再戦を要求した。


