2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN師走の超強者祭り』の追加対戦カード発表会見が、11月20日(木)都内にて行われた。
前回の会見で発表された7カードに続き、4カードを追加発表(福田vs.安藤は14日に発表済み)。会見には6選手が登壇した。
<追加発表カード>
▼RIZIN MMAルール フライ級(57.0kg)5分3R
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)1敗
冨澤大智(フリー)2勝1敗

篠塚はボクシングを中学2年から始め、高校2年まで31戦24勝7敗。関東大会優勝、全国大会5位の成績を残す。高校中退後は名門ワタナベジムに入門し、プロ戦績は3勝(2KO)1敗。キックボクシング転向後、2023年10月にKrushフェザー級王座を奪取した。その年の大晦日にRIZIN初参戦を果たすと、OFGキックルールでBreakingDownの冨澤大智から大差判定勝利。
2024年4月にはベアナックルルールに初挑戦、BKFCからの刺客マルティネスを右ストレートでKOした。同年大晦日には野田蒼にKO圧勝。ヒロヤに対戦要求し、2025年5月のMMAデビュー戦でヒロヤと対戦したが、1R2分11秒でTKO負けとホロ苦い初陣となった。
冨澤は2019年にABEMAの『格闘代理戦争』でTEAM武尊の一員として出場。2021年10月のKrushでプロデビューし、2連勝を挙げたのち、BreakingDownに参戦。11月、朝倉未来チャレンジ1期生のヒロヤと自身初のMMAルールでの対戦するも判定負けを喫した。その後はBDキックボクシングルールで6連勝。RIZIN初参戦となった2023年大晦日、キックルールで篠塚辰樹に判定で敗れた。2024年6月、井原良太郎が持つBDバンタム級王座に挑戦したが延長の末、判定0-5負け。
引退宣言を撤回して12月、半年ぶりの再起戦で無敗の空手家よしきまるに判定3-2勝利を挙げた。大晦日の『雷神番外地』ではRIZIN MMA特別ルールに挑み、三浦孝太に1RでKO勝ち。2025年3月のBDではジョリーを秒殺KO。2025年5月は山本アーセンに敗れるも、9月に平本丈から判定2-1の勝利を収め、「大晦日に篠塚と再戦したい」とアピールしていた。
▼RIZIN MMAルール バンタム級(61.0kg)5分3R
芦澤竜誠(フリー)2勝3敗
ジョリー(FIGHTER’S FLOW)

芦澤は2011年10月にキックボクシングでプロデビュー。2016年4月にはINNOVATIONフェザー級王座に就いた。2016年からはK-1グループに参戦、2022年6月の『THE MATCH』ではYA-MANとOFGキックルールで対戦もKO負け。2023年4月のRIZIN初参戦では、皇治から判定勝ちした。
2023年大晦日にMMAデビュー戦で太田忍にKOで敗れたが、2024年7月の皇治戦、11月の昇侍戦と2連勝から一転、2024年大晦日の福田龍彌戦でKO負け、2025年9月の梅野源治戦で判定負けと連敗中。
ジョリーは安保瑠輝也YouTubeチャンネルのメンバーで、2017年アマチュア修斗東海選手権バンタム級トーナメント優勝(全日本選手権では2回戦敗退)。GLADIATORでプロデビューして2勝し、2022年7月からBreakingDownに参戦。7勝2敗と勝率が良く、BD MMAルールではRIZINにホスト格闘家として出場していたYUSHIに47秒でKO勝ち、冨澤大智には38秒でKO負けしたが、2025年7月には秋元強真の兄・優志に判定勝ちした。
▼RIZIN MMAルール バンタム級(61.0kg)5分3R
福田龍彌(MIBURO)25勝9敗1分
安藤達也(フリー)16勝4敗1分
ムエタイからMMAに入った福田は、修斗で世界フライ級王座を獲得後、DEEPフライ級GPでも優勝。2024年3月の雅駿介戦からバンタム級に転向し、続く瀧澤謙太、芦澤竜誠、牛久絢太郎を下して4連勝。25年7月のRIZINでバンタム級王者・井上直樹に挑戦も判定3-0で敗れ、今回が再起戦となる。
レスリングベースの安藤は、14年9月にプロMMAデビュー。修斗環太平洋バンタム級王者から世界王者に。ROAD TO UFCを経て、25年6月、RIZINデビュー戦で強豪マケラム・ガサンザデから1Rダウンを奪ってのリアネイキドチョークで一本勝ち。7月にはヤン・ジヨンを相手に1Rにダブルノックダウンの場面もありながら、2Rにリアネイキドチョークでジヨンを失神させての一本勝ちで2連勝中。
▼DELiGHTWORKS presents RIZIN甲子園2025決勝戦 RIZIN甲子園MMAルール (-57.0kg)5分2R
須田雄律(SCORPION GYM)
ヤマザト・エンゾ・マサミ(カルロス・トヨタ ブラジリアン柔術道場)






