▼第6試合 ウェルター級 5分3R
〇住村竜市朗(TEAM ONE)
[2R 3分03秒 肩固め]
×森井 翼(light club/パラエストラ東大阪)
※ペルペトゥオが負傷欠場
住村竜市朗は、2017年7月の長谷川賢との王座決定戦で1R TKO勝ちでDEEPウェルター級王座獲得。2度の王座防衛後、23年12月にPANCRASEで林源平に5R TKO勝ちで同級王者となり、2団体制覇。25年7月、修斗元環太平洋王者・ソーキ(NASCER DO SOL)との死闘を制し修斗王座も戴冠。
“暫定”ではあるがPANCRASE、DEEPに続き三団体の王者となり、今回、遂に念願の王座統一戦が実現する予定だった。しかし、エルナニが負傷欠場。正規王者に昇格し、緊急参戦の森井との対戦に。ここまで決して平坦な道のりではなかったが、史上初『主要三団体制覇』のストーリーもいよいよ最終章に突入。39歳。
森井「ちょっと緊急参戦の形で、今回、修斗初めて参加してしまいました。住村選手は組みが強い選手だと思うんで、そこでしっかり勝負して勝てるようにやっていきたいと思います。よろしくお願いします」
住村「自分、本当に1回もチャンピオンっていう立場で試合したことはなくて、常に挑戦者の気持ちで今までやってきました。森選手にも、本当に格下とかも思っていないので、挑戦者のつもりで頑張ります」
ウェルター級、5分3R。
1R、両者オーソドックス。ジャブで牽制する両者。徐々に間合いを詰めた住村。タックルで飛び込んだが、森井はサイドステップでかわした。ジャブを一発ヒットさせる住村に、森井もジャブを返す。住村のローをキャッチして倒した森井だが、追わずに立たせる。
ケージに詰めたところで住村がタックルで組み付く。背中を向けてケージに頭をつけてこらえる森井だが、住村はスタンドバックから投げてテイクダウンを奪うとバックマウントに。背負って立ち上がった森井。住村が降りて再びスタンドバックになるが、正対して離れた森井。
パンチで出ていくが、住村がタックルを合わせてテイクダウン。ハーフガードからアームロックを狙う森井。住村が伸ばされないようにこらえた体勢のまま1R終了。解説のSASUKEは住村を支持。
2R。住村がプレッシャーを掛ける。ケージに詰めてジャブ。さらに左を打ち込みヒット!森井ダウン!すぐに上を取った住村がハーフから肩固めを狙う。肩固めは解除した森井だが、住村はハーフで押さえ込むと肩パンチを入れる。また肩固めをセットする住村。ハーフのまま絞めると森井落ちた!
2R3分3秒、肩固めで住村一本勝ち。
正王者となった初戦をフィニッシュで飾った住村は、「本当は前王者のブラジル人とやる予定だったんですけど、試合がなくなっちゃって。急遽のオファーを受けてくれた森井選手、ありがとうございました。もう現役生活も残り少ないですが、引退するまで負けないんで。強いチャンピオンで引退したいと思うんで、みなさん応援してくれたら嬉しいです」とマイクで語った。














