▼フェザー級 5分3R
×糸川義人(TURNING POINT MMA)11位 2022年NBT同級優勝 4勝6敗 65.95kg
[3R 4分31秒 TKO]
〇清水博人(DOBUITA)2025年NBT同級優勝 7勝1敗 65.5kg
本来ならこの日、ネオブラッドトーナメント優勝をかけてトミー矢野と戦うはずだった清水。矢野の怪我により不戦勝での優勝が決定。その清水に、ランカーとの対戦が用意された。
相手は2022年ネオブラ王者の糸川。現在、栁川唯人、敢流に2連敗中だが、そのタフネスさとハートの強さには定評がある。
ネオブラッドトーナメントでは、一回戦と二回戦でベストKO、準決勝戦では福里凱亜を相手にベストバウトを獲得と常に外れなしの試合をする清水。小森真誉戦以来の勝利を手にし、存在感を示したい糸川にとっても不足のない相手と言える。
糸川「しっかり倒して勝ちたいと思います。応援お願いします」
清水「面白い試合になるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの清水に糸川は右で差して押し込み。シングルレッグからハイクロッチ。清水はケージ背にヒザ突き離れて右を振り、右ハイで前に。そこに右フックを当てた糸川。ダブルレッグでケージまでドライブ。脇を潜りバッククリンチ。
背後から崩し。戻す清水は背後にヒジ。再び崩して立ち際に右足をかけようとする糸川、清水は右手で細かいパンチ。離れ際に右ヒジ、右ハイでホーン。2者が糸川を支持、1者が清水を支持。
2R、前蹴りから右ストレートで前に出る清水。そこに右跳びヒザを狙う糸川はシングルレッグで押し込み。右小外蹴りでテイクダウン! 金網に上体を戻して座って立つ清水を再び崩した糸川。立つ清水は体を入れ替え、崩し。
糸川は右オーバーフックで右足を抜いて立ち。それをボディロックで崩す清水。立つ糸川がスタンドに戻す。右バックフィストを突く糸川に、清水は左右。それを潜ってダブルレッグの糸川に、切りながら右ヒジを突く清水。
3R、右ミドルの糸川。前に出ると回転速く左右連打で押し戻す清水。それを嫌った糸川のシングルレッグをがぶり細かいパンチも、糸川はケージまでドライブ。立つ清水は右ハイを当てて、左右ラッシュ。しかし糸川も打ち返してローシングルでケージにドライブ。

シングルレッグで引き出すが、ケージ背に戻る清水がヒザを突き、右を当てて前に。被弾した糸川は右を返して右ハイは空振り。清水は右アッパーからワンツースリーの連打でなぎ倒してダウンを奪い、TKO勝ち。
試合後、清水は「動きは無茶苦茶でした。僕の先輩のヤン坊達也さんみたいに感動させられる試合をしたいと思っています。応援よろしくお願いします」と語った。
※※フェザー級 優勝
清水博人(DOBUITA)※1回戦で長佳輝にTKO勝ち、2回戦で目怒頑丈にTKO勝ち、準決勝で福里凱亜にスプリット判定勝ち
※トミー矢野vs.清水博人のフェザー級決勝戦は、トミーが怪我により試合をキャンセルした為、清水の優勝に。トミー矢野は1回戦で柿原昇汰に一本勝ち、2回戦で星野柊哉に一本勝ち、準決勝で田口翔大にいずれも1R 一本勝ちしていた。









