▼フェザー級 5分3R
×糸川義人(TURNING POINT MMA)10位/2022年NBT同級優勝・4勝4敗
[3R 3分53秒 リアネイキドチョーク]
〇敢流(パンクラス大阪稲垣組)11位/2024年NBT同級優勝・6勝
2024年は4戦全勝、全試合TKO勝利という圧倒的な戦績でネオブラ優勝&ランカー撃破を果たしたフェザー級の新星・敢流(いさな)。
前戦ではかつて糸川が判定負けを喫した岡田拓真をハイキックからのパウンド連打で葬り、ベストKO賞を獲得している。
対する糸川は、2022年ネオブラ王者。柔道仕込みの強力な組みと多彩な打撃で、2024年6月には現GLADIATORライト級王者・小森真誉をスプリット判定で撃破している。9月に栁川唯人に判定負けからの再起戦となる。
無敗のままタイトル奪取を目論む敢流の快進撃が続くのか。それとも関西凱旋となる一戦で、アウェーの糸川が敢流に初黒星をつけるのか。
1R、オーソの敢流は後ろ廻し蹴りを見せる。サウスポーからスイッチする糸川に右カーフも。右で詰める糸川に、敢流は右の蹴りダブルから左で差して押し込み。四つの糸川も体を入れ替え、細かいヒザ。
ボディロックから崩すが残した敢流ががぶりに。ヒザ立ちの糸川は押し込むもバックに回る敢流が左足をかけてバック狙い。正対した糸川は蹴り上げで立ち上がり、すぐに前へ。しかし敢流も右カーフを当ててすぐに組んで左で差してケージに押し込み。ヒジを見せてホーン。3者、敢流を支持。
2R、糸川の右の詰めにダブルレッグテイクダウンの敢流。パス狙いに仰向けになる糸川にバック、さらに正対するとパウンド。背中を見せて座った糸川にリアネイキドチョーク狙い。金網に左半身をつける糸川は凌いで立ち上がり。
敢流はボディロックテイクダウンからパウンド。ハーフで押さえ込むと糸川も腰を言ってフルガードに。敢流は中腰でパウンドに。蹴り上げをさばいて右で差して押さえてパウンド。3者、敢流を支持。
敢流の強烈なパウンド💥💥#PANCRASEBLOOD7@UNEXT_fight でLIVE中📺 pic.twitter.com/2FcbU8vwzZ
— PANCRASE|パンクラス (@_PANCRASE_) May 18, 2025
3R、右オーバーハンドを見せる糸川。敢流は右カーフを効かせると今度は上。右ストレートを突いて後ろ廻し蹴り。糸川は左の蹴りも単発。右カーフを当てる敢流は、左ジャブの刺し合いも当てるとシングルレッグへ。ケージに向かう糸川をクラッチして持ち上げ反対側まで運んでテイクダウン。肩固めを絞めるが、糸川は左手を側頭部にあてて凌ぐ。
トップを奪ったままの敢流は、解除してマウントからパウンド、最後はリアネイキドチョークを極めた。 試合後、敢流は「去年は4戦4KOで、グラウンドでも勝てるところを見せられた。フェザーのベルトは俺が一番似合うと思う。僕と柳川くんとやるのが一番相応しい」と語った。








