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レポート

【PANCRASE】ネオブラ参戦のトミー矢野が初回一本勝ち! 森昴星がウェルター級優勝、平田旭がミドル級優勝、ボンサイ柔術・氏原魁星、佐藤ゆうじが一本勝ち、レスラー柴山鷹成が判定勝ち、沢木純也が1R TKO勝ち=『PANCRASE BLOOD.5』

2025/02/11 11:02

▼第26試合 フェザー級一回戦 5分3R
×柿原昇汰(MMA RANGERS GYM)
[1R 2分11秒 三角絞め]

〇矢野トミー(フリー)

 矢野トミー(フリー)がネオブラ参戦。フライ級、バンタム級と並ぶ16名参加の激戦区のフェザー級で参戦。BLOOM FCなどMMA4連勝中の柿原昇太(MMA RANGERS GYM)と1回戦で対戦する。

 矢野は、ABEMA『格闘代理戦争 THE MAX』フェザー級トーナメントで一本・TKOで決勝進出。MMAキャリアで勝る中村京一郎に決勝戦で敗れたものの、その決定力の高さから“次世代の関節技アーティスト”と呼ばれる黒帯柔術家。

 1R、ともにオーソドックス構え。矢野は右の蹴りでスリップするがすぐに立て直す。右ローを当てる矢野は左フックから両足タックルで中央側に回して小外がけも合わせてテイクダウン!

 フルガードの柿原は4の字で組むと下からヒジ打ち。ガードの中の矢野は、相手の頭を寝かせてガードを割ろうとする。金原正徳もMMAで見せる形、右腕で脇を差し頭をマットにつけてパスガードすると、すぐに柿原は腹ばいになりスクランブルで足を手繰りに行く。

 そこに、左で柿原の右腕をオーバーフックして引き込み、最初は頸動脈に当てる右足のふくらはぎに左足をかけるクローズド(四角)で組むと、頭を押さえて左ヒザ裏に右足首をかけるように三角を左右組み直し。

 絞められながらも上から左のパウンドを打とうとする柿原を左横に振ってから打撃をディフェンス。正面に戻して頭を引き寄せタイトに三角を絞めると、柿原がタップした。プロ4戦無敗だった柿原は初黒星。格闘代理戦争準優勝の矢野はプロ初陣を一本勝ちで飾った。

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