▼バンタム級 5分3R
×合島大樹(ROOTS)8位 12勝11敗2分 61.55kg
[1R 0分59秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
〇神部篤坊(ABLAZE八王子)12位 8勝1敗 61.6kg
24年5月に6年ぶりに復帰し、小原統哉、安藤武尊に2連勝を飾った合島。前戦3月大会では、久々のPANCRASE復帰となった後藤丈治に1R KO負けを喫した。
対するは当初、前田浩平が対戦相手だったが、前田が負傷欠場。その前田は砂辺光久、増田大河に連勝後、バンタムに階級を戻した梅原規祥戦で完封勝利を収めてランカー入りを果たしたが、前戦7月大会では、Fighting NEXUSからの刺客・神部篤坊に1R TKO負けしていた。
前田の欠場を受け、前田に1R TKO勝ちした神部が代打出場を果たすことに。4月大会で小原統哉を肩固めで葬ったのに続き、7月立川大会で前田を強烈なパウンドの連打でマットに沈めた神部は、参戦後2連続一本勝ちでランキング入りを果たした。キャリアで勝る合島が多彩な打撃テクニックで神部を退けるか。Fighting NEXUSでの実績を引っ提げ、PANCRASEに乗り込んできた神部がさらにランキング上位に浸食を果たすのか。
合島「神部選手、直前のオファーを受けてくれてありがとうございます。また若手が相手なんで、飲み込まれないように、もうちょっとだけあがきたいと思います」
神部「こちらこそ、あの、急遽で対戦相手変わったんですけど、受けてくれてありがとうございます。明日はやっとこのストレスから解放されて爆発できるんで、応援よろしくお願いします。
(会見で)急遽オファーをいただきありがとうございます。PANCRASE3戦目ですが、しっかりフィニッシュして、上位ランカーへの手土産に持って行こうと思っています。相手(合島)の印象は、ベテランなんで、うまくステップと圧力をかけてくるような印象。フィニッシュ力もある。僕もオフェンス面で言ったら結構強いと思ってるんで、自分も勝負勘に関しては自信を持っています。相性としては、僕の方が有利かなと思ってます。その理由としては、相手はベテランで年齢的な問題もあるし、僕の方がフレッシュなぶん回転も速いし、インパクトというか初撃の速さも自分の方が上だと思ってるので、僕の方が有利だと思ってます」
1R、ともにオーソドックス構え。右ロー、近い距離に立つ合島。神部は右を打ち込む。さらに前蹴り。合島は右を打つが、そこに神部はワンツーの右ストレートでダウンを奪い、パウンド。すレフェリーが間に入った。
59秒TKO勝ちの神部は「有言実行で3連続3フィニッシュ。もうタイトルからむ相手とやってもいんじゃないですか」と語った。











