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インタビュー

【RIZIN】榊原CEO「シェイドゥラエフがフェザー級で1日に3試合と言ってるならば、サトシとやった方がいいんじゃないか」「朝倉未来とも話し合っていきたい」「大晦日はスタジアムverで」

2025/09/29 12:09

シェイドゥラエフはあまりにも強すぎるから──

──先ほどのインタビューで、シェイドゥラエフ選手は、「次は大晦日に防衛戦をやりたい」と言っていましたが、あの強さを見せつけられて誰が挑戦者にふさわしいと考えますか。

「まあちょっとしっかり考えなくちゃいけないところだと思いますね。本当に仰る通り、あまりにも強すぎるし。これサトシにも言えることなんですけどね。やっぱり2人がやった方がいいんじゃないかなっていうぐらい、プロモーター的な感覚からすると、シェイドゥラエフが1日に3試合、3掛けしてやるぐらいのことを言ってるとするならば、シェイドゥラエフ自身も、階級上げてチャレンジするっていうことも前々から言ってる記事を読んでいますし、サトシにしても考えを教えてもらって、いろんな選択肢・可能性をしっかり考えて10周年の最後のトリとなる大晦日に相応しいラインナップを考えていきたいと思ってます」

──ファンとしては、フェザー級でクレベル選手に勝っている朝倉未来選手がここに来るのかっていうのもかなり注目度高いと思うんですが。

「そうですね。その可能性も充分ありますし、未来自身も7月の時にも『シェイドゥラエフに勝てるのは自分しかいない』って言ったり、『大晦日、皆さんまたお会いに来てください』っていう言葉も残してますので、朝倉未来ともしっかりこのシェイドゥラエフの試合結果を受けて、本人の体調も含めて話し合っていきたいなと思ってます」

──フライ級級決勝の2人が扇久保選手と元谷選手に決まりました。このベテランが結果的に残ったことについては、若手の奮起をもう少し促したりとか、そういう思いはありますか。

「やっぱり総合格闘技って奥が深いというか。若い選手たち、神龍も本当によく頑張ったし、レベルアップもしてますし。でもまだあの元谷と扇久保、この2人をもう一歩のところで越えられない。でも日本にこのレベルの選手がいてくれることっていうのは、今のフライ級の若い選手にとっては本当に未来のあることだと思っています。

 この元谷と扇久保を比較をする気はあまりないですけれど、UFCのフライ級にももちろんトップ選手たちはたくさんいますけど、そのトップ戦線で戦うランカーの人たち、まあタイトルに絡むような選手たちとも引けを取らないだけのレベル、経験を持っている選手なので、近い将来、本当にこの2人の首を取る、圧倒的な強さで 時代を変える、できれば日本人選手が現れてきてくれたらいいなと、そう思ったんですけど、まだまだ、この2人のレベルは、本人たちも『今が最盛期だ』っていうぐらい総合格闘技って、実は年齢がいってからも、フィジカルの衰えを充分、経験とか技術などいろんなもので凌駕していけるスポーツでもあるので、まずはこの日本が生んだフライ級の宝の2人が大晦日、どんな試合見せてくれるか期待したいなと思います」

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