(C)RIZIN FF/GONG KAKUTOGI
2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナにて『RIZIN.51』が開催された。
ライト級とフェザー級の2大タイトルマッチ、フライ級GP準決勝、ヘビー級GP決勝戦など全18試合が行われた同大会後、榊原信行CEOが大会総括で会見。記者からの質問に答えた。
扇久保と元谷には、いぶし銀のJMMAの底力、レベルの高さを
──試合後の総括をお願いします。
「名古屋大会、ありがとうございました。途中、もつれ込む試合が多くて重たい展開で判定も多くてどうなるのかなと思ったんですが。セミ・メインが、本当に度肝を抜かれるぐらいの、RIZIN王者として胸の張れる素晴らしい両階級の王者だな、と。この2人によってこのIGアリーナ初の興行をしっかり締めてくれたんで、プロモーター的には少しホッとしています。
後半戦、元谷vs.神龍も素晴らしい判定にはなりましたけど、もうすごいスリリングでレベルの高い試合を見せてくれましたし、まあ、フライ級GPの2回戦もう一つの扇久保vs.ガジャマトフもまあ、扇久保って本当強いんだなっていうことを改めて今日のガジャマドフトの試合を見て(感じた)。この扇久保のスタイルを凌駕するぐらいのフィジカルなのか、テクニックなのかを持ち併せる選手じゃないと、難攻不落の扇久保選手を攻略できないのかなというふうには思います。いずれにしても扇久保と元谷が大晦日、フライ級という階級の決勝でリマッチに挑むということになりました。
彼らもキャリアでは終盤に向かっている2人だと思いますので、いぶし銀のJMMAの底力というか、レベルの高さを見せつけるような。本当に世界中のファンを魅了するような試合を期待したいと思ってます」
──初のIGアリーナでの開催については?
「さいたまスーパーアリーナが僕らのホームアリーナということで話をさせていただいているんですけども、日本のへそというか、中心地にこのアリーナができた。今日も大村(秀章)知事に来ていただいて、この地域の皆さんに、色々お力添えいただけたことを、この場借りて、御礼申し上げたいと思います。
昨今、本当にBリーグが活性化する中で、アリーナが全国地方都市にたくさんできていて、その中でも一際サイズが大きくて、今日も1万7千人札止めということで、2万人近いキャパが入るあのアリーナで、さいたまスーパーアリーナに次ぐ魅力的なアリーナだと思います。RIZINのプロダクション、ライブエンターテインメント、ライブコンテンツとしてし1試合目からメインまでノンストップでみせていくっていうRIZINのスケール感を表現するには素晴らしい会場で、場内にぐるりとリボンというビジョン、電光のLEDが入っていて、海外のアリーナはもう基本入ってるんですが、日本のアリーナは少なくて、さいたまスーパーアリーナが改修したら入るといいなと思ってるんですけど、そういうアリーナとしてのサイズ感とかスケール感とか広がり、奥行きが出るので素晴らしい。上方のビジョンも八角形になっていて、どの角度からも見やすいというところも含めて、機能も素晴らしいアリーナなんだなというふうに思っています」






