▼セミファイナル(第7試合)DEEPバンタム級 5分3R
〇小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS)=61.6kg
[判定3-0]※30-27×2、30-26
×前園 渓 (吉田道場)=61.65kg
小崎は、21年のプロデビューからROSS×OVERで無敗、DEEPで力也を1R TKOに下し、8戦6勝0敗2分の戦績で24年5月の『ROAD TO UFC』に参戦。中国のダーエミィスウ・ザウパースーに判定負けでプロ初黒星を喫した。12月にDEEPに戻り、魚井フルスイングに判定勝ちで再起を果たした。23歳。
前薗は、プロデビューから7連勝を飾るも『ONE Friday Fights 79』で韓国のオ・スファンに判定負けで初黒星。24年12月のDEEPで相本宗輝に1R TKO負けすると、25年5月の前戦では、中国『WKG & M-1 Global』で8勝1敗のリー・ゲジンを相手にフェザー級王座に挑戦。3R 腕十字に敗れて3連敗中。今回はバンタム級に戻して再起を図る。26歳。
小崎「9カ月ぶりの試合になりますけれど、今までやってきたことを全てぶつけて、僕がバンタム級の台風の目になるので、皆さんに期待してもらえるような試合をしたいと思います」
前園「今回バンタム初めてってことで素晴らしい相手、DEEP関係者の皆さんありがとうございます。今回2人とも国際大会を経験してかなりレベルの高いものを格闘技ファンの皆さんに見せられるように、明日は思いっきり試合します」

1R、両者軽快なステップを踏み、サウスポーの前園が左ミドル、小崎は左ロー。互いに蹴りのフェイント。小崎は右ボディストレートを打つ。前園がダブルレッグからケージへ押し込み、ケージを背にした前園はニーシールド。前園は小崎を回しながらバックを奪い、グラウンドへ。小崎は背後の前園へヒジを打って正対する。
前園はボディロックで持ち上げるがテイクダウンは出来ず、ケージへ押し込む。小崎が離れた。小崎は出入り速く右インロー、左フック、右三日月。左フックが交錯し、前園はヒザを着いたがシングルレッグへ。これを切った小崎が左右フックと右ストレートでラッシュ。前園はテイクダウンに行くが小崎が切って潰した。

2R、左へ動いていく小崎が右ストレート、右インロー。前園は左右フックからタックルに行くも小崎がステップでかわす。小崎は左ボディ、右ボディストレートからの左フック。一瞬前園がバランスを崩す。左右のストレートを連続ヒットさせた小崎は右ハイ。前園のダブルレッグは小崎が潰し、上になる。
パウンドを打つ小崎。前園はハーフガードで小崎を両腕で抱え込む。立ち上がろうとした小崎の足関節を取りに行こうとした前園だが失敗。小崎はパウンドを打ち込み、前園は蹴り上げ。立った状態で前園の足を蹴る小崎。

3R、ステップを使う小崎に前園はダブルレッグもこれは小崎が切る。再び組み付きに行った前園が首投げを見舞うが、立ち上がった小崎がサッカーキックから鉄槌とパウンドの連打。マウントを奪う。しがみつく前園に小崎が腕中を狙うが、極まらないと見て立ち上がる。
前園のダブルレッグに小崎は右の小手を巻いて上になる。背中を着けさせる小崎はヒジ、鉄槌、パウンド。前園も下からパンチを打つが小崎が殴って試合を終えた。






