▼第1試合 キャッチウェイト (-63.5kg) ムエタイ 3分3R
〇タギール・カリロフ(ロシア/Archangel Michel/Samingpri Muay Thai Gym)
判定3-0
×リャオ・シーシュウ(中国)

カリロフはタイでムエタイを学び、現在はエカテリンブルクのサミンプライ・ムエタイ・ジムで練習を積む。ONE初登場は2021年2月のロッタン戦で、対戦相手の欠場による1週間前オファーのスクランブル参戦だったが、ロッタンを相手にスプリット判定まで持ち込んでいる。その後はデニス・ピューリックに判定負け、チョーファーに初回TKO勝ち、ブラック・パンサーを初回KO。2023年7月にはスーパーレックと対戦してTKOで敗れるも、11月にはヨードレックペットにスプリット判定ながらも勝利を収めている。2024年6月のナックロップ戦では初回KO負け、11月のゴントーラニーには判定負けで連敗中。

1R、右ローの相打ちからスタート。シーシュウは右カーフを狙い撃ちにし、ワンツーを打つ。カリロフが前蹴りを出すとシーシュウも前蹴り。カリロフが右ローを3連打するとシーシュウは足を叩いて“効いてないよ”のポーズ。

シーシュウがワンツー、左フック、左ボディ、ヒザとスピードのあるコンビネーションを決めてカリロフを防戦一方にする。技とスピードで圧倒されるカリロフは、ならばと首相撲に持ち込んでヒジとヒザ。シーシュウもヒジを打ち返す。

2R、カリロフは左フックから入り込む。シーシュウは変わらずスピードのあるコンビネーションを回転させていくが、カリロフは首相撲に持ち込んでヒザを蹴る。

ジャブで下がらされてヒザをもらうカリロフは、左ミドルを蹴って首相撲に。カリロフは左ミドルと右カーフも蹴り、ペースをつかんできた。

3R、シーシュウのパンチをバックステップとサークリングでかわすカリロフは右カーフとヒジ、左フック。シーシュウも左の縦ヒジを繰り出す。カモンゼスチャーで挑発するカリロフにシーシュウがヒジを振り下ろす。

パンチで前へ出るシーシュウにカリロフは左ミドル、左フック。両者とも縦ヒジを繰り出す。カリロフの左フックにシーシュウもフックを振り回すが空振りが多い。





