▼第10試合 ウェルター級挑戦者決定戦 3分3R延長1R
〇乾 秀人(BANG BANG GYM/KROSS×OVER KICK第4代ウェルター級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、29-28
×哲志(K-1ジム五反田チームキングス)

ビッグバンウェルター級挑戦者決定戦として、乾と哲志が激突する。
乾は、キャリア5勝4KO無敗の記録を持つKROSS×OVER KICK第4代ウェルター級王者。底が見えていないため、今回でどんな試合をするのか注目が集まる。
対する哲志は、K-1からの刺客。前回は宗方888をカーフキックでKOして、今回の挑戦者決定戦に駆け上がった。
1R、哲志は右カーフキックを蹴っていく。乾はこれを受けながらバランスを崩す場面も。だが乾は距離を詰めて左右のパンチで勝負をかける。哲志は徹底したカーフキック、そしてパンチにつなげる場面も。
2R、ここでも哲志はカーフキックを蹴りまくる。乾は足が流れてしまうも、追いかけてパンチをラッシュ。哲志はガードするもパンチを被弾するシーンも。乾はカーフで足を痛めながらも前へ出てパンチを打ち続けた。
3R、乾は前へ出てパンチを打ちながら、カーフキックにもつなげる。哲志は勢いがなくなっていき、乾が勢いを増す。最後までパンチを打ち続けた乾が、判定3?0で勝利。これで11月の『Super Bigbang 2025』で野村の持つウェルター級王座に挑戦することが決まった。
リングインしたチャンピオンの野村。乾は「野村ー!俺がもらいにきたよ。でも、まだこんなのではダメなのでまた出直してきます」とコメント。野村は「格闘技ファンとして見ていて、2人の試合は面白かったです。でも自分はレベルが違うんで。打ち合いになる。どっちが強いかやりましょう」と健闘を誓い合った。


