▼メインイベント第1試合(第12試合)スーパーライト級王座決定戦 3分3R延長1R
〇奥平将太 (KSR GYM)
TKO 1R 2分40秒 ※レフェリーストップ
×林 京平(湘南格闘クラブ)
※奥平が新王座に就く。

第6代Bigbangスーパーライト級王者の琢磨が、眼窩底骨折のために同王座を返上。琢磨は、先日開催された(3月9日)『ビッグバン・統一への道 其の51』で奥平将太とノンタイトル戦で対戦し、右ストレートを顔面に受けて1RKO負け。その際に眼窩底を骨折し、治療のため長期離脱することとなった。


奥平はBigbangアマチュア6階級制覇、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者とアマチュアで活躍後にプロ転向。3連勝を飾ったが、以後は勝ちと負けを繰り返している。2024年9月のRISEで細越竜之助にKO負けしたが、2025年3月のBigbangで琢磨に右ストレートで初回KO勝ち。戦績は7勝(4KO)5敗。

林はKrushを主戦場にしてきたベテランで、大岩龍矢、里見柚己、小澤海斗、伊藤健人、林健太らと拳を交えてきた。パンチ力がある半面、KO負けも多くやるかやられるかのスタイル。2018年12月、中村圭佑を破り第3代Bigbangライト級王者となり、初防衛にも成功したが返上。2024年12月、王座返り咲きを目指して現王者・目黒翔大に挑戦したが2RにTKOで敗れた。2025年3月にはポッシブルKに判定勝ち。戦績は18勝(8KO)17敗2分。

1R、右カーフを蹴る林に奥平はジャブを返す。ジャブのように三日月蹴りを刺していく奥平。林が右ローを蹴り返すと奥平は右ストレートを合わせてダウンを奪う。

立ち上がった林が打ち合いに行くが、奥平が右フックを2度ヒットさせてダウンを追加。最後は、奥平が後ろ廻し蹴りを見せてから左右の連打。ここでレフェリーがストップした。

ベルトを巻いた奥平は「RISEから来ました。毎回試合前は怪我しちゃって。前回の試合も2週間前から肺炎になって、今回も足首怪我して挑んだ試合でした。でもみんなが大声援を送ってくれたおかげで自分の力になりました。ビッグバンのベルトを獲ってまたRISEを盛り上げられたらと思います。ビッグバンももちろん盛り上げます。RISEを見に来たことない人もいると思うんですけれど、僕が出るときに見に来てください」と語った。


