UFCアゼルバイジャン大会でムサエフは、キルギスの激闘王と対戦
◆6.22『UFC Fight Night: Hill vs.Rountree』
▼ライト級 5分3R
ムイクティベク・オロルバイ(キルギス)13勝2敗(UFC2勝1敗)6KO/TKO・5SUB
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)22勝5敗(UFC0勝0敗)RIZINライト級GP優勝
ムサエフは堀口恭司がUFC再デビューの予定だった6月21日(日本時間22日)のアゼルバイジャン大会でUFCデビューが決定。キルギスのMMA13勝2敗のムフトベク・ オロルバイとの対戦が発表されている。
RIZINライト級GP2019覇者のムサエフは、2021年6月のホベルト・サトシ・ソウザ戦で一本負けで戴冠ならず。2022年7月のBellatorデビュー戦でシドニー・アウトローを27秒 TKOに下したものの、2023年3月にアレクサンドル・シャブリーに3R TKO負け。その後、RIZINで7月にアキラを、11月に武田光司をいずれもTKOに下すなど2連勝中だが、1年7カ月のブランクを作っている。崩壊気味のGFLとの契約が破棄され、35歳でのオクタゴンデビューとなる。
対する27歳のオロルバイは、LFA3連勝後、2023年11月に代役出場でUFCデビュー。ウェルター級でUFC3勝1敗のウロシュ・メディチにネッククランクで一本勝ちすると、2024年5月の2戦目で本来のライト級でUFC3連勝中のエルブス・ブレナーと対戦。ポジションを奪い削っての判定勝ちで2連勝を飾った。10月の3戦目では、UFC3勝1敗だったマテウシュ・レベツキと対戦。3RにKO負け寸前から盛り返す、大流血戦のファイトオブザナイトの激闘を繰り広げたがスプリット判定負け。オクタゴン初黒星を喫している。
ダウンを喫しながらも立ち上がりテイクダウンからパウンド、右を当ててレベツキを追い込んだオロルバイは、打撃も組みも超タフファイター。ムサエフは地元で強打を発揮し、UFCデビューを白星で飾ることができるか。
PFLとの契約を解除した元Bellator王者では、2025年4月の『UFC 314』にパトリシオ・“ピットブル”フレイレ(ブラジル)がフェザー級でヤイール・ロドリゲス(メキシコ)と対戦し、判定0-3で敗れている。
果たして、パッチー・ミックスとトフィック・ムサエフはオクタゴンでも活躍することができるか。




