▼GLADIATORライト級 5分3R
〇小森真誉(ロータス世田谷/第5代GLADIATORライト級王者)16勝11敗 69.20㎏
[判定3-0] ※30-27×3
×ナウエル・ガンドルフィ(チームラカイ)20勝5敗 70.20㎏
1月大会で田中有に最終回TKO勝ちでライト級王者となった小森は、連続参戦で本格的にライト級に転向。キャリア2度目の国際戦を戦う。
王者としてGLADIATORに出場する小森は、「GLADIATORライト級王者の小森真誉です。すぐに試合を組んで下さり、対戦相手も海外から呼んで下さりありがとうございます。ライト級王者として防衛して行く為にも身体をしっかり作り直し練習しています。チャンピオンとして盛り上がる試合をしたいと思っています。よろしくお願い致します」と意気込み。
対戦相手のナウエル・ガンドルフィはフィリピンの名門チームラカイ所属のアルゼンチン人ファイター。強さとキャリアアップを目指し、コロナ過のさなかに地球の反対側からフィリピンの山岳部に移り住んだ猛者で、これまで20勝4敗の戦績を誇る。
初参戦に向け、「日本を訪れ、試合ができる。僕の一つの夢だった。その夢が現実になることに凄くワクワクしている。日本の格闘家が優れていることは承知しているけど、僕らチームラカイはいつもハードトレーニングに明け暮れている。絶対に天空の街に勝利を持ち帰る」と、ノンタイトル戦ながら王者を下してバギオに戻るとした。
小森選とガンドルフィの戦いから、GLADIATORライト級は新章に突入する。
1R、ガンドルフィの右ローに小森は組んで左差し、さらに右差しで首相撲ヒザ。小外がけでテイクダウン。ガンドルフィは左ギロチンチョーク狙いから腕を外してケージに上半身を立てて立ち上がるが、小森は再び押し付けて両脇差しヒザ。右足を挟んでから腰を引いたガンドルフィに右で脇差し脇潜りバッククリンチへ、ガンドルフィは潜りから足関節外がけも回って外した小森が上から鉄槌。
ガンドルフィは腰を切って腕十字を狙うがさばいてサイドを取る小森が鉄槌。インバーテッドからドンキーガードを取ろうとするガンドルフィの顔に鉄槌を落とす。

(C)GLADIATOR
2R、右を振って先に組んだガンドルフィ。しかし右で差す小森は両差しに。体を入れ替えてシングルレッグのガンドルフィの組みに足を広げて体を入れ替えた小森。両脇を差して右の小外刈。凌いだガンドルフィにシングルレッグの小森。そこにギロチンを合わせるガンドルフィだが、絞めれず。ハーフに出て左足を固定して背中を着かせる小森は細かいパウンド。拍子木に上体を離してパウンド。そこにガンドルフィは腕十字を狙うもヒジを入れさせない小森は鉄槌。
3R、右カーフのガンドルフィに首相撲で組んでヒザの小森。さらに左で差して右のパンチ。右差しに変えて左ヒザ。体を入れ替えたガンドルフィは両脇を差されながらダブルレッグへ。差し上げる小森が脇を潜りバッククリンチにつくと、ガンドルフィは前転して足関節狙い。潜らせない小諸がトップからパウンド。フルガードのガンドルフィは下から鉄槌。インバーテッドで足を狙うも、上四方に押さえ込んだ小森は声を上げながらパウンドでゴング。
判定3-0(30-27×3)のフルマークで小森が危なげなくライト級で勝利。放送席は、小森が岩倉に勝利したダギースレンとの試合を望んでいるとした。




