実力者・高橋遼伍に、7戦無敗5KOの相本宗輝が挑む──はずが、相本が減量で緊急搬送。高橋が準決勝進出に
▼DEEPフェザー級GP2025一回戦 5分3R
高橋遼伍(KRAZY BEE)66.0kg→不戦勝、準決勝進出
相本宗輝(ROOM)※交通事情で遅れ→減量中に倒れ、緊急搬送で欠場
高橋遼伍「明日しっかり勝ちます」第8代修斗環太平洋フェザー級王者
高橋は、修斗で8連勝を飾ると共に2016年11月に修斗環太平洋ライト級王者に輝いた。2019年5月からONEを主戦場に活躍するが、ユン・チャンミンをKOに下し、オ・ホテクとスプリット判定など活躍も試合の機会に恵まれず、2024年3月にRIZIN参戦。久保優太にスプリット判定で敗れた。しかし、12月にDEEP初参戦でGINJIに右ストレートからのサッカーキックで初回KO勝ちするなど、破壊力ある打撃は健在。実弟のグレコローマンレスラーの高橋昭五と磨いた組み力もMMAに融合させている。GP1回戦の時は36歳になる実力者がビッグタイトルを目指す。
◆相本宗耀(ROOM)※相本が14日、減量中に倒れて緊急搬送で試合は欠場。対戦相手の高橋遼伍が不戦勝で準決勝に進出
相本は、格闘技のバックボーンが無いなか、20歳で仲間内で格闘技を始め、2023年5月にプロデビューしてから3連勝を飾ると、その打撃センスと試合毎に強さを増す組み力に多くの選手関係者から評価されている。2024年は3月に牧野滉風を初回TKOに下すと、7月のDEEP120では太田将吾も1R TKO。9月に五明宏人に判定勝ち。続く12月には初のメインで前園渓も1R TKOに沈め、7戦7勝。DEEPフェザー級で最も注目されている選手の一人だ。GP時には24歳になる。
しかし、相本は初回計量には間に合わず。緊急搬送と連絡あり、試合は欠場。高橋が不戦勝で準決勝進出となった。