▼オープニングファイト DEEPフェザー級 5分2R
〇滝田J太郎(KINGCRAFT)65.65kg
[判定3-0] ※20-18×2, 20-17
×八須拳太郎(FIGHTER'S FLOW)65.95kg
八須拳太郎
「お前、遅刻して来ねえかと思ったじゃないか。馬鹿野郎。でも、な。ギリギリ間に合うとは流石だよ。今日は何の日か知ってるか? ホワイトデーだよ、この野郎。俺は今日、コージーコーナーでわざわざ買ってきてやったんだよ。プレゼントだよ、お前。食ってくれ。これを食べてリカバリーしっかりしてくれ。いいか、そして明日。DEEPフェザー級トーナメント? 知らねえ! 俺たち、J太郎と俺でオープニングファイぶち上げてやるからよ。楽しみにしとけ!」
滝田J太郎
「いや、もうてっきり『胸毛の海に沈めてやるぜ』っていうのが来るかと思ってたら……」
八須拳太郎
「忘れてたぜ、胸毛の海に沈めてやるぜ!」
滝田J太郎
「『胸毛の海で潮干狩りでもしたいっス』って考えてたんですけど言わないから(苦笑)。いただきます、とりあえずね、試合は試合なんで。力のある胸毛とね、明日いい試合するんで、皆さん、会場入りはお早めにどうぞ。やったるJ!」
フェザー級5分2R。八須のセコンドにはFIGHTER’S FLOW上田代表とプロレスラーの飯伏幸太が付く。
1R、サウスポーの滝田にオーソドックスの八須。八須の右ハイに合わせてタックルに入った滝田がテイクダウン。ケージ際まで移動し立ち上がる八須だが、滝田はボディロックを放さずにまた投げを狙う。バックについた滝田。また投げを放った滝田は上半身をたすきに取って、足をかけてテイクダウンを狙う。
正対してこらえる八須。引き込むように下になった滝田。八須はグラウンドには付き合わず、滝田の足にローキックを入れる。レフェリーブレイク。八須にケージを掴む行為があったとして警告が告げられる(減点なし)。再開後、すぐにタックルに入りテイクダウンした滝田。八須はまたケージを使って立ち上がると、刺された腕を小手に巻いてテイクダウンをこらえる。しかしテイクダウンした滝田がマウントに。腕十字を狙った滝田。うつ伏せになる八須から裏十字の体勢で腕を完全に伸ばしたが、八須は回転して仰向けの体勢に。なおも腕が伸びている。八須がケージを蹴ってうつ伏せになると、また裏十字の体勢になるが、ポイントがズレて外れた。
2R、開始と同時にタックルに入った滝田。テイクダウンを奪うとバックに回りハーフバック。八須が反転すると三角絞めを狙い足をクラッチする滝田。八須が上体をそらしてディフェンスすると腕十字に移行。こらえながら滝田の頭部に鉄槌を入れる八須。滝田が腕を伸ばしに行くが、足をサバいてパスした八須。
パウンドを入れると滝田は亀に。立ち上がった滝田のスタンドバックからヒザを入れていく八須。滝田はバッククリンチの八須の腕にアームロックを狙う。極めに行った滝田だが外れて八須がケージに押し込む体勢。離れ際にタックルに入る滝田だが八須が切ると立ち際にパンチを入れる。
再びタックルに入る滝田。切られると引き込む。パウンドを落とそうと狙う八須を足で阻む滝田。残りわずかでブレイクがかかる。再開後すぐにパンチで飛び込んでいく八須。ヒザをヒットさせるが、滝田が引き込んでタイムアップ。
20-18滝田、20-18滝田、20-17滝田の3-0で滝田が勝利。