▼女子フライ級 5分3R
〇ワン・ツォン(中国)7勝1敗(UFC2勝1敗)
[判定3-0] ※30-27×3
×ブルーナ・ブラジル(ブラジル)10勝5敗(UFC2勝2敗)
キック時代に母国中国でヴァレンティーナ・シェフチェンコに判定勝利しているワン・ツォン。ROAD TO UFCのワンマッチで勝利し、UFCと契約。2024年8月のUFCデビュー戦では1R KO勝ちも11月の中国大会でガブリエラ・フェルナンデスに3R リアネイキドチョークで一本負け、キャリア初黒星を喫した。32歳。
ブラジルはUFCストロー級で2勝2敗。今回からフライに階級を上げる。こちらもキックベースで元南米王者。2024年2月にローマ・ルックブンミーに判定負けも、7月にモリー・マッキャンに判定勝ち。31歳。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るブラジルに右カーフのワン・ツォン。ブラジルも右ロー。右ローを返すワン・ツォン。互いに右カーフの蹴り合い。右クロスも。
ブラジルの右ローに左を合わせたワン・ツォン。右ローを返してワンツーへ。左ハイを見せたワン・ツォンは左右ローも。
サウスポー構えも見せたブラジルはオーソに戻し、右ストレートのワン・ツォンに左のテンカオを合わせる。ともに顔面にはまだ届かず。右の刺し合いから右ローはワン・ツォン。ブラジルの後ろ廻し蹴りを肩口で受けたワン・ツォンが倒してパウンド狙いもホーン。
2R、左サイドキックも突くワン・ツォン。左ローも。ともにオーソドックス構えになるとワン・ツォンが右ボディをヒット。ブラジルの右カーフには右ストレートを合わせる。
サウスポー構えになるブラジルは手数が減る。左の蹴りもそこに前蹴りを合わせるワン・ツォンはインローからワンツーも深追いせず。右カーフを当てて離れると左サイドキックで金網に詰める。さらに右を突くと、ブラジルは回って逃げる。ワン・ツォンが左から右カーフを当ててホーン。
3R、前に出たブラジルに左サイドキックを高く突くワン・ツォン。右を強振したブラジルに、ワン・ツォンも右ボディストレート。さらにワンツーの右ストレートでブラジルを後退させる。
金網背にする時間が多くなるブラジル。ワン・ツォンの入りに右を狙う。左前足のかけ蹴りを見せたワン・ツォン。さらに右カーフ。ブラジルはまたも手が出なくなる。
じりじりと見合うなか、ワン・ツォンは左インロー、右ボディストレート、右ハイも。サウスポー構えから左ミドルも単発のブラジル。初めてシングルレッグに入るが、切るワン・ツォンは圧力をかけるが、ブラジルを引き出して前蹴りも。
#UFC312 Official Result: Wang Cong (30-27, 30-27, 30-27) defeats Bruna Brasil by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) February 9, 2025
Complete Prelim Results ➡️ https://t.co/5ztZJOtD1C
ブラジルのバックスピンキックをかわしたワン・ツォンは最後にボディロックからテイクダウンでホーン。判定は3-0(30-27×3)のフルマークでワン・ツォンが危なげなく勝利した。
Unanimous for The Joker 🃏
— UFC (@ufc) February 9, 2025
Wang Cong dominates to get back in the win column at #UFC312! pic.twitter.com/xAYfkKckl3







