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【UFC】デュ・プレシがストリックランドの鼻折る完勝で王座防衛、ウェイリーが最強挑戦者に完勝で女子ストロー級王座防衛! 無敗テイシェイラがタファを35秒TKO! ワン・ツォンが再起戦勝利、イリアとヴォルカノフスキーの代理戦争はトプリア兄が勝利、RTUロン・チューがDWCSスティール下す、サルキルドがRTUジュブリを19秒TKO

2025/02/09 08:02

▼バンタム級 5分3R
〇アレクサンドル・トプリア(ジョージア)6勝1敗(UFC1勝0敗)
[判定3-0] ※30-27×3

×コルビー・シックネス(豪州)7勝1敗(UFC0勝1敗)

 ヴォルカノフスキーのスパーリングパートナーのシックネスと、イリア・トプリアの兄でパートナーのアレクサンドルの対戦。ともにセコンドで相対する代理戦争。

 トプリアはレスリングベースで柔術も黒帯。2021年にMMA復帰し、3連続1R KO勝ち。29歳。コーディ・ハドンの代わりに10日前代打出場のシックネスは豪州HEX Fightバンタム級王者からUFC地元大会でデビュー。現在3試合連続1Rフィニッシュ中。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるトプリアに、長い右を突くシックネス。詰めて左のトプリアをさばき、続くシングルレッグを切るシックネス。

 追うトプリアは右ボディ。左ミドルを返すシックネスに、詰めてボクシングはトプリア。左の蹴りで間合いを保つシックネスは左ミドル。詰めるトプリアにクリンチで組んで離れる

 右オーバーハンドを強振するトプリアは左差しふぇ押しこむが、シックネスは左ヒザを突いて離れる。左ハイをかわしたトプリアは詰めて右フックを効かせると、組みに来たシックネスをがぶりサイドバックでパウンド。立って離れるシックネス。

 背中丸めてガード固めて前に出るトプリア。左の蹴りを上下に突くシックネス。ワンツーからボディのトプリアは組んでボディロックから後方にスープレックスで投げてそのままクラッチしてホーン。

 2R、右カーフのシックネス。スイッチしての左の蹴り。トプリアもバックスピンキック。右カーフを当てる。

 右前蹴り、左ハイのシックネス。トプリアは圧力を弱め、右カーフをヒット。シックネスが詰めてダブルレッグも切るトプリア。右カーフ、右ミドルのシックネスに右オーバーハンドを返すトプリア。シックネスの右をかわしてヒザ。

 左ミドルを当てるシックネス。圧力をかけるトプリアは右アッパー、シックネスは右ヒザから右ストレート。かわすトプリアにシングルレッグもがぶるトプリアはバック狙いも、離れるシックネス。トプリアは右を見せてホーン。手数はシックネスだが…。



 3R、左ミドルからシングルレッグのシックネスを切ってバックに回るトプリア。シックネスはケージまで這って立ち上がり。ボディロックから後方に引き出そうとするトプリアにケージに頭をつけて戻り、正対するシックネス。

 離れて右から左。ブロッキングのトプリア。シックネスはまたもダブルレッグへ。ここも切るトプリアはバックへ。キムラクラッチを組んだシックネスに右回りで外したトプリア。シックネスは下から腕十字狙い、ラバーガードも、トプリアはインサイドガードで腰を押さえる。

 右のオモプラッタから内側から左腕を入れてラバーで絞めるシックネスだが、外したトプリアはサイドバックに。後方回転で足を狙うが、正対して上のままのトプリア。腕十字狙いのシックネスをかついで右で腰を出して左パウンド狙いでホーン。

 判定3-0(30-27×3)でトプリアがUFCデビュー戦勝利。勝者は「シックネスはタフでいいファイターだった。UFCと契約しておかしくない選手。僕らはMMAファイターでボクサーじゃないから何でもできないといけない」と語った。

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