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2025/02/09 08:02

▼ウェルター級 5分3R
〇ジェイク・マシューズ(豪州)21勝7敗(UFC14勝7敗)
[判定3-0] ※30-27×3

×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)12勝3敗(UFC1勝3敗)

 豪州のマシューズは、父の指導のもと2012年のプロMMAデビューから13年目でUFC13勝7敗、ライト級からウェルター級に転向後は9勝4敗。2024年6月の前戦でフィル・ロウに判定勝ち。30歳。

 アルゼンチンのプラドは22歳。テコンドーベースで2023年12月に代役でUFCデビュー戦もジェイミー・ムラーキーに判定負けでキャリア初初黒星も、2戦目はオットマンにKO勝ち。2024年2月の前戦でダニエル・ゼルフーバーにて判定負け。12勝すべてをフィニュシュ(6KO・6SUB)している。

 1R、マシューズに対峙するとプラドは一回り小さい。左右から右の前蹴りで腹を突くマシューズ。プラドもカーフ、左ミドル。首相撲はともにクリンチアッパー。

 プラドは左ボディ。さらに近づくとともに左フックの強振で交錯する。

 長い間合いになると右ストレートのマシューズは左ハイも。スイッチも見せて右から入る。

 左ハイをブロックしたプラドは両差しで小外がけテイクダウン。左で差して立ったマシューズ。体格差を感じさせる。右から左の前蹴りで詰めるマシューズが左右で前に出てホーン。

 2R、ワンツーのマシューズ。右カーフのプラドに右を合わせに行くと、左ボディを当てて詰める。さらに左ヒザ。

 ケージを背にするプラドは首相撲ヒザ、さらに右カーフだが、そこに右を突くのはマシューズ。左ボディから入るプラドはシングルレッグも取らせないマシューズ。

 左アッパーから入るプラドは左で差してケージに押し込み。右で小手巻くマシューズも右目周囲をカット。押し込むプラドはヒザ蹴り。マシューズもヒザを返すと首をとらえて突き放す。

 互いの入りにバッティングでプラドは額から大きく出血する。右カーフのプラドに右カウンター狙いのマシューズは左から右アッパー。左右ボディ打ち。

 3R、詰めるマシューズに右カーフのプラド。ワンツーをダックして回る。追うマシューズに左ミドルを突くプラド。マシューズは左フックのダブル。右で振って両差しで組むも深追いせず放す。

 オーソから左ハイのマシューズ。ブロッキングのプラドは左ミドルを当てる。右から左の相打ちのタイミングはマシューズが攻勢。

 詰めるプラドの組みを右で差し上げてヒザ。離れて左アッパーのプラド。マシューズはストレート、右オーバーハンドのプラドにマシューズは左をかぶせに行く。

 プラドの右の打ち終わりに右を当てたマシューズが前に。その組みは切ったプラドだが、詰めるマシューズは右差し。さらに両差しにして金網に押し込みながら左右ヒザを連打してホーン。

 判定3-0(30-27×3)のフルマークでマシューズが勝利。「オクタゴンがある場所がホームだ。フィニュシュしたかった。そろそろランカーと」と、ニール・マグニーを指名した。

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