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【ONE】山北渓人がアディワンにグラウンドヒザで完勝! 手塚裕之はリーポンにTKO負け、プラジャンチャイがバルボーサをヒジでTKOストップ、フライ級転向のノンオーにゴントーラニーがスプリット判定勝ち、 ロボがセーマペッチを返り討ち! ソウザがグリッポに判定勝ち

2025/02/08 09:02

▼ONEバンタム級 ムエタイ 3分3R
〇フェリペ・ロボ(ブラジル)143.75lbs
[3R 2分22秒 TKO]

×セーマペッチ・フェアテックス(タイ)144.25lbs

 第5試合のバンタム級ムエタイでは、フェリペ・ロボ(ブラジル)とセーマペッチ・フェアテックス(タイ)が対戦。

 ロボは2020年9月からONEに参戦すると、ヨードパノンムラン、ロートレックに判定勝ち。2022年3月、挑戦者の欠場を受けて急遽当時の王者であるノンオーの挑戦者に抜擢されたがKO負け。

 2023年4月の再起戦でセーマペッチをKOし、2024年2月にONEバンタム級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティーに挑戦し、多彩なボクシング技術でハガティーを苦しめ、右アッパーで先制のダウンを奪うも3Rに逆転TKO負けを喫した。2024年8月にナビル・アナンに判定で敗れて以来の試合となる。

 セーマペッチは17歳でタイの「タイガー・セメント・トーナメント」で優勝。2018年4月には、英国を拠点とした団体「ムエタイグランプリ(MTGP)」ウェルター級世界王者に。

 2018年7月にONEに参戦。これまでロドレック、クラップダム、リッテワダ、ジャン・チェンロン、ガオナーらに勝利し、2024年2月のモハメド・ユネス・ラバーとの再戦で初回KO勝ちでリベンジを果たすも、7月にニコ・カリロにKO負け。

 両者は2023年4月に対戦し、ロボが3R1分26秒、右ストレートでKO勝ちしており、セーマペッチにとってはリベンジマッチとなる。

 1R、先にオーソから右ミドルのロボ。サウスポー構えのセーマペッチは右ローも外すロボ。頭を上下に下げながら右の蹴りのロボをさばくセーマペッチは左で飛び込み、左ミドル。

 ロボの右ミドルに左ストレートを合わせるセーマペッチ。詰めるロボは左ヒジで飛び込み。セーマペッチも左の攻撃で押し戻す。

 2R、交差して左のラボーナを蹴るロボ。さらに右ヒジを突くとセーマペッチはクリンチ。離れて左ミドル。左から入って詰めるロボに左ハイはスウェイでかわして左ストレートを狙うセーマペッチ。

 しかし、左ミドルで入ったところに左回りで左を突いたロボの左を被弾してダウンを喫したセーマペッチ! 立ち上がり左ミドルを突くセーマペッチだが、続くミドルに再び左ストレートを合わせて2度目のダウンを奪うロボ! 立ち上がるセーマペッチを詰めて右ハイ。スウェイでかわしたセーマペッチ。

 3R、あとがないセーマペッチは前に出る。押し戻すロボは左から右で詰めて3度目のダウンを奪う。

 立つセーマペッチは左ミドル。ロボは右ハイ、右ミドル。チェックするセーマペッチは左ミドルも、そこに左にステップするロボ。右ストレートで前に出るロボに、下がるセーマペッチ。コーナーに詰まるとロボの右の連打にダウン。ロボがTKO勝ち。

 ロボはONE7戦目で4勝3敗に。セーマペッチはニコ・カリロ戦に続く連敗。

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