▼フェザー級 サブミッション・グラップリング 1R10分
〇ガブリエル・ソウザ(ブラジル)155lbs
[判定2-1]
×ジアニ・グリッポ(米国)154lbs
両者はこれまで3度戦い、ソウザが全勝。
ブラジル・フォルタレザ出身のソウザは、幼い頃にフットサルをやっていたが、12歳からブラジリアン柔術に打ち込み、紫帯と茶帯で14回、表彰台の頂きに立っている。
ルーカス・ホシャから黒帯を授与され、サブミッショングラップリングトーナメントでも17回トップ3に輝いた。2021年9月の「Who's Number One」でマイキー・ムスメシにノースサウスチョークで一本勝ちも、2024年にONEでムスメシにカーフスライサーでリベンジを許している。
ブラジリアン柔術黒帯のグリッポは、ノーギでも道衣のごとく渋いファイトで結果を残してきた。10歳でニューヨークのレンゾ・グレイシー・アカデミーでBJJの道を歩み始め、同時に水泳選手として若くして成功した経歴も持つ。BJJと並行してジュニアオリンピックの水泳競技で3度の優勝も。
BJJでは青帯、紫帯、茶帯でIBJJF世界選手権で優勝。その後、グリッポは2013年に黒帯になり、IBJJFノーギ世界選手権に出場し、トーナメントで2回優勝した。
ベリンボロやレッグドラッグガードパスなどの熟練したテクニックで知られるグリッポは、ONEでフェザー級グラップリング部門にサブミッションスキルを持ち込むか。
1R、レッグドラッグで引き込んだグリッポ。下からデラヒーバ狙いも正対するソウザ。グリッポの足をさばいてパスから上四方狙いもすぐに足を戻すグリッポ。
上四方になりかけるソウザだが、一瞬亀になりかけてすぐに仰向けに。その際でパスしたソウザはサイドも、グリッポは長い手を入れてすぐに足をもどし、左足にからむ。
グリッポは50/50から足をサドルに組むが、足を抜いたソウザがトーホールド狙いも抜いてトップを選択したグリッポ。ハーフ、ニーシールドから立つソウザをすぐに追うグリッポ。そこでスクランブルするソウザが上に。草刈からトップになるグリッポ。
ソウザは下から煽って潜り、50/50からバック狙い。さらにヒザ十字も狙う。回って抜いたソウザにグリッポも足関節を狙うがゴング。














