キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】中島玲が初回KOで王座獲得「鈴木千裕選手の防衛戦の相手は俺しかおらんでしょう」、久井大夢が意外な首相撲地獄で優勝、森岡悠樹がダウン応酬の激闘で壱をKOし優勝、龍聖がISKA世界王座獲得、栗秋祥梧が奮闘も元LFA王者に敗れる、倉本一真は重森陽太にTKO勝ちで継続参戦アピール、大沢文也がバズーカ巧樹にマウントパンチ、小笠原瑛作がクンクメールに初回KO負け

2024/12/30 12:12

▼第13試合 KICKBOXING JAPAN CUPスーパーバンタム級トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
×壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)
KO 2R 1分55秒 ※3ノックダウン
〇森岡悠樹(北流会君津ジム/スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者)
※森岡がトーナメント優勝。


 11月に開幕した“ヒジあり”-55kg国内最強決定戦「KICKBOXING JAPAN CUPスーパーバンタム級トーナメント」の決勝は、壱と森岡で争われることとなった。両者は2022年11月に対戦し、壱が判定勝ちしている。


 1R、前に出ていくのは森岡、壱はジャブでけん制して左ミドル、右前蹴り。森岡は右を狙うが、壱は右へ回り込んでいく。


 2R、壱は左ミドルを蹴っていき、森岡の右を受けると壱がいきなりラッシュをかけてパンチの連打、左ストレートでダウンを奪う。仕留めに行った壱だが、森岡の右フックをもらって今度は壱がダウン。さらに打ち合う両者、森岡の左フックで壱が2度目のダウン。


 仕留めに行く森岡だが、そこへ壱の左ストレートがヒットし、2度目のダウンを奪う。打ち合いとなり、森岡が連打で押していき、壱をコーナーへ詰めると連打。壱がこれに崩れ落ち、森岡が3ノックダウンでKO勝ち。優勝を飾った。



 森岡はマイクを持つと「1日2試合初めてだったのでどんなもんかと思っていたんですが、最後までやり遂げて試合も盛り上がったのでよかったです。やっぱりこういう試合がプロの格闘技だと思っているので、こういう激しい試合をしてKNOCK OUTと格闘技を盛り上げていこうと思います」と語った。

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