▼ストロー級 5分3R
〇リトル(HIDE'S KICK!)4位 12勝13敗1分1NC 52.6kg
[判定3-0] ※30-27×3
×織部修也(CAVE)3勝3敗 52.65kg
2023年11月に寺岡拓永に判定勝ちし、2024年4月に黒澤亮平との暫定王座戦に挑んだリトル。激情あふれるファイトで敗れはしたが、観る者に強烈な印象を刻んだ。
対する織部は、8月の品川での米山唯人戦で過去の雪辱を果たし判定勝ち、リトルへの挑戦権を掴んだ。激しい打撃戦は避けられない。
リトル「今回の試合の相手は(ガッツマン時代から)自分の格闘技の兄貴みたいな石渡選手の教え子でよく知っていていい選手ですが、準備している間に、謎のイライラがあって、やきもちを焼いていると感じました。勝って石渡君に一言言ってやりたいと思っています」
織部「もうばっちり準備してきたんで、熱い試合が出来るように胸を借りるつもりで思いっきり倒しに行きます」
1R、左右からダブルレッグの動き、切る織部にヒザを突き、さらに組むリトル。織部は体を入れ替える。リトルはスタンドのエゼキエルチョーク狙い。離れる織部の左に右ローはリトル。詰める織部に前手の左フックのリトルは首相撲ヒザ。
織部は左差しから両差で押し込みヒザ。リトルは首投げ狙いで離れて、左前蹴り。右ロー。左フックを当てる織部。左前蹴りのリトルは、ダブルレッグで前に。織部は左右フック。3者10-9でリトルを支持。
2R、右ローのリトル。スーパーマンパンチはかわす織部は左右フック。ガードのリトルは右ロー。織部も右ロー。リトルの入りに右をかぶせるが大きい。リトルのダブルレッグは深追いせず。織部の打ち終わりに右を突くリトル。右ローも。
シングルレッグの織部、リトルは金網背に細かいパンチで離れて左ロー。前蹴り。さらに織部の入りに左右をまとめて当てる。3者10-9でリトルを支持。
3R、左右で詰める織部にシングルレッグのリトル。切る織部は左から右をガード上に。右を突いてシングルレッグ、離れて左の蹴りのリトル。右ロー、前蹴りと細かい打撃。右バックフィストの織部に、リトルは後ろ廻し蹴り、織部の右フックをブロッキングして打ち返し。
スタンドの展開のなか、残り1分30秒で織部がダブルレッグテイクダウン。フルガードのリトルは金網背に立ち上がり。首相撲ヒザ、織部の左右に、リトルも打ち合いに応じ、左右で押し戻してホーン。
インフルエンザでセコンドにつけなかった石渡を巡る試合は、判定3-0(30-27×3)のフルマークでリトルが勝利した。