▼ライト級 5分3R
〇平 信一(綱島柔術/ZST)#13位/ZST第2代同級王者 23勝18敗10分 70.7kg
[2R 3分21秒 TKO] ※パウンド
×張 豊(Tri.H.Studio/頂柔術)1敗 70.7kg
『EXFIGHT』などで豊富な経験を積んだ張豊“ジャン・ユタ”は、2001年2月生まれ。2024年6月にアマチュアパンクラストーナメントで優勝し、今回がプロデビュー戦。
一方、平は2024年3月に神谷大智、7月に鈴木悠斗に激闘も敗れ、20代の新星相手に2連敗中。この12月に40歳を迎えるが、先輩柔術家としてその地位を守るか。
平「明日は投げる、初めから行く、いつも通り、それしかない」
張「プロ初戦、頑張ります」
1R、いきなりダブルレッグの平に、がぶりの張。平の足を掴んで尻を着かせると、金網背に座る平を横に回そうとする。平は首を抱えてスイープ狙い。さらに外掛けでトーホールドを仕掛けるもヒザは抜いている張。
正対してがぶりからダース狙い、さらにバックからリアネイキドチョーク狙いも、脇潜りバッククリンチから平はジャーマンの体勢に。座って凌ぐ平の立ち際にシングルレッグからバックに回ろうとする平だが、落とした張は逆にバックへ。ここも平が落としてパウンドでホーン。3者10-9で張を支持。
2R、歩いて前に出て首相撲ヒザ、さらに右を突く平は右アッパーも。打ち返す張をボデイロックで回してバッククリンチ。さらに崩してトップに。背中を見せて立つ張のバックにつくと、張は再三前転エスケープ狙い。しかしついて行く平はバック、さらにトップに移行し、肩固め狙い。マウントに移行し、パウンド連打。
張の動きが止まり、平がTKO勝ち。試合後、マイクを持った平は「勝ったぞ、でも投げてない。負け! 次、松本選手、どうですかね。ダメだったらダンプ松本、連れて来い」と語った。