シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がタフな元GLORY世界王者に多彩な技で勝つ「次はベスタティと」、笠原弘希・山田虎矢太が復活の勝利

2024/10/13 22:10

▼第7試合 58.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
KO 1R 1分18秒 ※左フック
×一仁(真樹ジムAICHI/第22代MA日本日本フェザー級王者、第8代J-NETWORKフェザー級王者)
 6月に龍聖との試合を負傷欠場して以来4カ月ぶりの復帰戦に臨むSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)の対戦相手は、二冠王・一仁(真樹ジムAICHI)に決定した。

 山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。その後は6月にオートー、11月にヨードタノン、2024年2月にペットシートーンとムエタイを相手に3連勝。2024年4月にKNOCK OUTからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち。6月のKNOCK OUTで龍聖との対戦が決まっていたが怪我で欠場となっていた。戦績は16勝(5KO)3敗1無効試合。

 一仁は多くのチャンピオンを輩出している真樹ジムAICHIの特攻隊長。これまでに各団体のリングに上がり、MA日本日本フェザー級王座、J-NETWORKフェザー級王座を獲得し、40戦のキャリアを誇る。彪太朗は他団体の強豪撃破で完全復活アピールなるか。同大会には弟・虎矢太の出場も決まっており、山田兄弟がそろい踏みとなる。
 1R、右ローを蹴った一仁に山田は左ミドル。ローとミドルの蹴り合い、山田はジャブも突く。一仁の左ミドルをキャッチした山田は左フックを打つ。蹴る一仁に山田は左フック、右ストレートで前へ出る。右フックにグラついた一仁に左フック、右ストレートで追撃し、さらに左右の連打。ロープを背負った一仁に最後は左フックを叩き込み、これでKOとなった。

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