シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がタフな元GLORY世界王者に多彩な技で勝つ「次はベスタティと」、笠原弘希・山田虎矢太が復活の勝利

2024/10/13 22:10

▼第9試合 65.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
KO 1R 0分55秒 ※3ノックダウン
×長谷川祐也(TEAM FOREST)


 笠原兄弟の兄・弘希は強打を武器に海外強豪勢を相手に連続KOでSBチャンピオンの強さを証明してきたが、今年2月にONEでのワラポン・ソー.デッチャパン戦以降、戦線から離れていた。


 8カ月ぶりの復帰第一戦では、MISAKI率いるTEAM FORESTの長谷川祐也と対戦。キャリア10戦目となる長谷川はバチバチの打ち合いを好み、かなりの格上の弘希との対戦だが自信を見せているという。


 1Rが始まると左右フックをフルスイングした長谷川だが、笠原が左フックを返してヒザ蹴り。首相撲からもう一度左ヒザを突き刺すとダウンを奪う。


 笠原は両手を広げて打ち合いを誘うと、長谷川は再び左右フックをフルスイング。その右フックをもらって一瞬グラついた笠原に長谷川が一本背負いもこれは不発。再び打ち合いになり、笠原が左フックでダウンを追加。


 さらに左右フックで打ち合う両者だが、最後は笠原が左ハイキックで3度目のダウンを奪い、KO勝ちを飾った。



 笠原はマイクを持つと「皆さん、お久しぶりです。久々の試合で一発もらっちゃって効きました。昨日の記者会見で着火剤にさせてもらうと言ったんですけれど、僕の親父が笠原弘希は本気を出したらもっと上に行けるってずっと言ってくれているので、今までの自分は甘かったなって。今日この試合から笠原弘希という男を爆発させます。もう絶対に誰にも負けません。約束します。それだけ皆さんにお伝えしたかったです」とアピールした。

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