キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】栗秋祥梧が根性と執念で大接戦を制して新王座に、重森陽太が延長戦でリオスを振り切る、古木誠也が王者対決を制す、ぱんちゃん璃奈が苦戦の末に辛勝、鈴木万李弥がOFGマッチで敗れる、渡部太基と西川康平もダウン応酬の大激闘に!中島玲と漁鬼がダウン応酬の激闘、浅井春香がKO、大谷翔司のKO劇で大会始まる!

2024/10/12 17:10

▼第3試合 KNOCK OUT- BLACK女子-57.0kg契約 3分3R延長1R
〇浅井春香(フリー/NJKFミネルヴァ スーパーバンタム級王者)
KO 3R 2分45秒 ※3ノックダウン
×小倉えりか(My Way Spirits)


 浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年5月にはプロ無敗だったKAEDEを破り、ミネルヴァ王座も獲得した。2022年5月にはMARIAとドローながら初防衛にも成功している。9月には北川柚に勝利し、2023年3月にはMARIAとの再戦もドローで2度目の防衛に成功。


 1R、左右に構えをスイッチして蹴り中心の小椋に、浅井は得意の右ストレートを次々とヒットさせていく。右の連打でロープ際まで追いつめる。前蹴りも上手く使って小倉の蹴りに対抗。


 2Rも右中心に攻めていく浅井に小倉もパンチを出す。浅井は左ミドルを蹴ってからの右ストレートを連発。小倉のパンチも被弾するが、押していくのは浅井だ。


 3R、入るタイミングを左ミドルを蹴りながらうかがっていた浅井は、右が当たると一気に連打をまとめて右フックでダウンを奪う。立ち上がった小倉は左目上から流血。さらに連打で前へ出る浅井に小倉が転倒したところで2度目のダウンがコールされる。




 小倉はドクターチェック。最後は浅井が連打をまとめ、一方的になったところでレフェリーが試合をストップした。


 浅井はマイクを持つと「アツくなっちゃってパンチがグチャグチャになっちゃたんですけれどちゃんと出来るように練習しているのでこれからも注目してください」と語った。

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